この作品で一部戦国武将への偏見を持ってしまった。
ごめん。でも史実を調べると偏見が偏見でもなかったことを知って更に驚愕。
歴史は一筋縄じゃいかんね。
それにしても、流行った!
腐女子傾向のある中高生はことごとくハマってた。
あれはイラストの力も大きかったと思う。東城和美の繊細でありながら荒削りな絵が、高耶のナイーブな雰囲気に合ってたのよね。(途中からイラストレーターは浜田翔子に変更。よりストレートにエロい色気のある絵に。2人もオトナになったし…色んな意味でね)
傷だらけで戦う姿が、血に塗れた姿が、清しくて逆に色気があった。
直江じゃなくてもハァハァしちゃうよねーっ
闇戦国っていう設定も新鮮だった。
未練や恨み、後悔残した武将の幽霊が出るっていうオカルト、今もあるのかな?
わたしが小中学時代は、オカルトの定番のひとつだった。
髪が伸びる日本人形、トイレの花子さん、そういうオカルトね。
今はお笑いネタみたいな扱いだけど、昔はオカルトが本気の恐怖特集されてた。夏には稲川淳二が毎日怪談話してたし。
そういう時代にね、闇戦国ですよ。
戦国武将が生きている人間の体によみがえって、現世で覇権を競う。
戦国時代の因縁や感情を持ったまま、現世での立場や感情も交差して。
やっぱり今思い返しても面白いわ。
武田信玄(たけだ しんげん)の霊を封印した《魔縁塚(まえんづか)》が、何者かによって破壊された夜――高耶(たかや)の親友・譲(ゆずる)は、火だるまになる夢を見た。「ようやく見つけましたぞ、お屋形様(やかたさま)…」譲に忍び寄ってくる武者たちの亡霊…。強力な霊によって憑依(ひょうい)されようとしている譲を救おうとする高耶は、不思議な《力(りょく)》を使う直江(なおえ)と出会った。自ら何百年も生きた換生者(かんしょうしゃ)と名のる直江は、高耶に前世からの宿命を告げるのだが…!?
