こわい夢を見た後の、不思議なできごと | rh534のブログ

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2024,1,3初の長編小説「星の光源~アン・マンズフィールド・サリヴァン異聞」土井章寛著 発売されました。

子どもは、遥かな頂きにある吊り橋を渡っている。

泣き叫んでいる。

 

私の隣には、子どもの母親がいて、祈っている。

私は、この出来事が理解できずに怖れている。

何事だろう?なぜ、恐怖に駆られて泣き叫んでいる子を

どうして拷問のような責め苦にあわせるのだろう?

 

これは訓練でも、教育でもない、処刑に近い。

 

こどもは這いずりながら、橋の中ほどまで来たとき、落ちた。

母親の目の前で、子どもは星のように落ちてゆく。

 

目が覚めても、しばらくは誰かの絶叫が頭の中にこだましていた。

どうして、このような悪夢を見たのだろう。自分が落ちるのならわかる

しかし、顔も知らない「子ども」が落下した、それを見なければならない自分がいる。

 

気を取り直し、洗濯物を干していると、着信があった。

もう3年前の私の投稿に、見ず知らずの人からの返信だった。

その人はきちんと私の名前を付けて言葉を添えてくれた。

「土井さん、頑張ってくれ、おれも同じだ」

 

それは、高齢者施設での夜勤を終えて帰宅し

遠い空を見ていた時の気持ちをコメントしたものだった。