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ぽしゅ君は昔からよく後ろ足の肉球が定期的に腫れた。

免疫の異常からくる腫れのようで

 

こう聞くと一大事のように聞こえますが

ぽしゅ君の場合、注射をすれば腫れはおさまっていたので

薬が効いてくれればいいかくらいに

毎回思っていた。

 

肉球がぱんっぱんに破裂しそうなくらい腫れるのに

ダッシュもジャンプもしていて

全く痛そうでないのが不思議だった。

 

毎回腫れに気づくのは

膿んだ時特有の

あのかぐわしいにおいだった。

 

 

最後にあのにおいを嗅いだのは

5年前。

ちょうどぽしゅ君が旅立つ少し前だった。

 

肉球の腫れのおかげで

心臓の疾患に気づくことができたのに

助けることができなかった自分を

たっくさん悔やんだ。

 

このにおいは後悔のにおい。

 

あれから5年。

ちゃごたんがダッシュしていった瞬間

あのにおいが鼻先をかすめた。

 

嫌な予感がしてざわざわざわした。

 

ちゃごたんの肉球が腫れている!!

 

ちゃごたんの肉球が腫れたのは初めてだった。

5年前の記憶と重なる。

ちょうどこの時期にぽしゅ君の肉球も腫れて

そのまま旅立ってしまった。

ざわざわした。

 

ちゃごたんを病院に連れて行って

お薬をもらった。

 

先生にも、ねこさんがこんな感じで

肉球が腫れることってあんまりないんだけどねと言われて

 

余計にちゃごたんの中に

ぽしゅ君を感じた。

 

受け継がなくてもいいとこまで

しっかりとぽしゅ君だった。

 

どんどんわたしの不安はましていきました。

 

 

つづく。