【仏教なんでも相談室】息子夫婦に同居を勧められたのですが・・・ | 吹田・関大前☆タロットリーディング@静心庵◆叶 淨華◆           

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おはようございます
吹田・関大前 「静心庵」・僧侶の淨華です


仏教にまつわる諸々の疑問や又いま生きる道に迷った時、近くに気軽に相談する人がいない。
そんな時のお助けになればと思って、シリーズで質問形式で書いています。

必要なところだけ、読んで下さいね
 

 

さて今回の質問は・・・

妻に先立たれてから、誰の力も借りずに一人で生活してきましたが
最近息子夫婦に、強く同居を勧められています。

まだまだ元気なので、これからも迷惑を掛けずに一人でも生活していく自信はあります。
私の生き方を尊重してくれてもいいと思うのですが。(78歳男性)

 

自分の子どもに「迷惑をかけたくない」

出来れば誰にも迷惑をかけず、世話にもならず日暮らししたいと思っておられる。

しかし、いつまでも自分の思い通りに生活できるでしょうか。

 

私たちは生まれてから多くの迷惑を掛け、お世話になって、今の私があると言えるのです。

迷惑を掛けたり、お世話になた人には、機会があればお返しすることは当然ですが

私たちはお互いに関係性の中で行動しているのだから、出来るだけ社会全体に

その恩義を返して行きたいものです。

 

また、ある女性は、母親を亡くしてから20数年間、父親と音信不通となり

突然の父の臨終に接し、親のために何かできることは無かったかと

自責の念を持つ日々が続いたと申しておりました。

 

状況によって親子関係も親疎となるのです。

親も子も共に良好な関係にありたいと願い、努力を重ねます。

しかし、頑張ったことが報われなければ、「こんなはずでは無かった」と後悔します。

 

その原因を私たちは、自分以外の他者に求めようとしてしまうこともあるのです。

 

このような私たちの生活の中で、大きな教えとして「縁起」ということがあります。

縁起とは、あらゆる存在は必ず何らかの原因と条件によって成り立っているという

捉え方です。

その事から言えば、希望通りの生活が成り立つのは、家族の理解や周囲の支えなど

無数の条件が織りなしているからです。

 

自分の思い通りになることを当たり前と見るか、

自分の思いをはるかに超えた数限りない条件が重なり合っているお陰と見るかは

人それぞれでしょう。

けれども、縁起の法が教えてくれているように、あらゆる存在はお互いに寄り添い

支え合い、様々な条件が整って、ようやくあるのだという事実です。

 

都合の良いことも悪いことも、一つ一つの事柄は、二度と巡り合えないことなのですから

「有り難い」ということなのです。

 

当然の事と受け取るか、有り難い事と受けとるかでは、雲泥の差があります。

有り難いとは、ありがとうという感謝の心です。

 

私たちは、一生の間に無数の選択をし、より豊かな人生を送ろうと願っています。

しかしその人生において、いつも「お陰さま」「ありがとう」の感謝の心を忘れることなく

歩んで参りたいものです。

 

 

※浄土真宗のもしもし相談、問と答えから参照致しました。
皆さまの参考になれば、幸いです。

 

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