こんばんは~
吹田・関大前 「静心庵」・僧侶の淨華です
仏教にまつわる諸々の疑問や又いま生きる道に迷った時、近くに気軽に相談する人がいない。
そんな時のお助けになればと思って、シリーズで質問形式で書いています。
必要なところだけ、読んで下さいね
さて今回の質問は・・・
「ここは鬼門にあたりますが・・・」と言われました。
まさかとは思いますが、せっかくのリフォームなので、気になり、何かあったらと不安です。
やはり鬼門は避けた方がいいのでしょうか?
【答】
私たちは、普段、結婚式は大安の日を選び、お葬式は友引を避けますね
建築やリフォームでは「方角」を確かめる・・・など
知らない間に、昔から伝わっている風習が身に沁み込んでいます。
日を選んだり、方角を確かめてしまうのは、もしものことでわが身に災難が及んだり
不幸なことが起こっては・・・という
畏れ(おそれ)や不安が心の中に潜んでいるからです。
ではなぜ、畏れや不安が生まれるのでしょうか?
それは、私たちが「縁」の身を生きているからです。
私たちは、悪い縁を避けようと「除災招福」を求め、神社仏閣にお参りして厄払いや
ご祈祷をしてもらいます。
「息災延命」「家内安全」「商売繁盛」
この三つのことに私たちがねがっていることが納まっているようです。
都合通りに満たされたなら、喜んでいますが
思い通りにならないと苦しみがすぐに出て来ます。
日を選び、方角を確かめることは、自分の思うようにしたい!
という人間の欲望が起こしていることです。
欲は消えることはありませんので
欲に従って、吉日吉方を求めることが続きます。
我が身を照らして下さる「教え」に出会わなければ、
迷いの中で日々を過ごしていることになるのではないでしょうか。
仏教で言う「鬼」と言うのは、生きるいのちの輝きを奪うものです。
「鬼」に従う必要はないのです。
「鬼」に囚われると言うことは、「お互いに生かし合う、自他共に」
という世界を見失っていくことになるのです。
この度、「鬼門」に不安を感じられたことをご縁として
どうか仏教の教えを聞かれて、仏さまに出遇われることを願います。
※以上は、浄土真宗のもしもし相談、問と答えから参照致しました。
皆さまの参考になれば、幸いです。
今回は、多田孝圓氏の答えから引用させて頂きました。
【仏教なんでも相談室】過去の記事
コチラの記事もご参考に!
【仏事の豆知識】過去の記事
■法事の時の包みもの(お金を入れる封筒)について
■法事の時の持ち物と服装について
■念珠(数珠)について
■お焼香について
■お墓の正面に刻む言葉は
■鈴(りん)について
■とり急ぎの弔問について
■お墓と迷信について
■納骨について
■お墓とは
■法事のこころ
■彼岸会のこころ
■通夜参列の心得
■葬儀に参列できないとき
■お仏壇とは何ですか
■亡き人へのお膳はどうしたらいい
■お仏壇の中に入れないものは
■友引について
■位牌について
■お仏飯は故人に食べてもらうために供えるものではありません
