まともな外交をせよ | ロンドンつれづれ

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アメリカとイスラエルは、自分たちで勝手に始めた「大義無き戦争」を手助けせよと世界各国に要求していたが、欧州各国をはじめとして世界はこの戦争の正義を認められず、協力を断っている。

 

フランスは、イラン戦争のために出撃しているアメリカの軍用機の仏内着陸を拒否したし、極右と言われるメローニもイタリアにあるアメリカ軍基地から爆撃機が出動することを許可しない、と言っている。

 

 

 

つまり世界の多くの国が、"It's not our war"、「これは我々の戦争ではない」として、国益と国民の命をを守っているのだ。

 

日本よりもアメリカと強固な同盟国関係である英国でも、スターマー首相が明言した。

「どんな圧力がかかろうと、文句をいわれようと、わたしはイギリスの国益を優先して判断を下す」

 

 

 

 

 

 

トランプが勝手に始めた戦争で、世界中が迷惑している。 石油の値段はもとより、石油由来のナフサが足りなくなっており、医療機器関連などですでに多くのものが欠乏し始めている。

 

 

世界中に大迷惑をかけているトランプは、恥知らずにも「戦費を負担しろ」と言っているらしい。冗談じゃない、なにをたわけたことを。

 

 

 

 

 

 

今現在、トランプの言っていることには根拠も正義もなく、世界はトランプの側に立ってはいない。 テヘランで165人もの小学生を惨殺したトランプ、今もイランのインフラを破壊し続けているトランプのやり方は、国連も非難している。

 

トランプは生活基盤を支える施設を破壊し、医療原料の重要なサプライを行う施設を破壊して「大きな打撃を与えた」と誇った。やっていることは、ガザに対するイスラエルと同じだ。

 

 

そして最近ではFTの取材に対し、はっきりと「私はイランの石油が欲しいのだ」と白状している。ベネズエラを攻撃したのも、石油とレアアース目的、グリーンランドに目をつけているのも、天然資源を手に入れたいからだ。どこまで強欲なのだろうか。

 

証拠もなくベネズエラの民間船を攻撃したトランプ。それを「成果」として誇っているようだ。

 

 

 

自分の私腹を肥やすために、人殺しを何とも思わない。 現代における「生ける悪魔」と言っても良いだろう。

 

頭のおかしい利己的な人間に権力を持たせると、このような結果を招くことを私たちは知っておくべきだ。「政治に興味が無い」などという無責任なことを言っている人は、他の人たちの命まで危険にさらしている自覚を持った方が良い。

 

アブナイ人間に投票し、権力を持たせることの危険性に気が付かない連中は、おのれの命ばかりか、人の命まで危険にさらすことを知らないのだ…。

 

 

こういう状況の中、のこのこアメリカまで出かけて行って、トランプの「尻をなめる」ような真似をしたのは、高市首相ぐらいだろう。トランプの朋友と言われたメローニ首相ですら、イラン戦争に反対という毅然とした態度をとっている。大義のない、人道にもとるトランプに対し、「世界平和に貢献できるのはドナルドだけ」、とやったのだから恥ずかしいではないか…。

 

つまり、アメリカは孤立しており、NATOも、こんな気ぐるいの大統領の言うことに耳を貸さないことを決めている。いらだったトランプは、ついにトンデモないことをSNSに上げたのだ。

 

ホルムズ海峡の事実上の封鎖で影響を受けている国々が海峡の開放に向けて協力していないと不満を表明し、「米国は助けない。自分で石油を手に入れろ」とSNSに投稿したのだ。

 

「ホルムズ海峡のせいでジェット燃料を手に入れられないすべての国々へ。 イギリスのように、イランの“排除”に関与することを拒んだ国も含めてだが—— 提案がある。 1つ目は、アメリカから買え。いくらでもある。 2つ目は、遅すぎた勇気を奮い起こして、海峡に行き、そして“奪え”。 これからは、自分で戦う方法を学ばなければならない。 アメリカはもう助けない。君たちが我々を助けなかったのと同じように。 イランは、事実上すでに壊滅している。 難しい部分は終わった。 さあ、自分たちの石油を取りに行け! — 大統領DJT」

 

 

 

 

 

 

 

日本はこれまで、国際協力などを通して、イランとは強い友好関係を築いており、イラン側からの信頼もこれまで厚かった。だからこそ、繰り返しイランは日本に対し、「憲法9条を守り、アメリカに追随しない日本であれば、ホルムズ海峡で日本船籍を持つ船を通す」と伝えてきているのだ。

 

なぜ、高市内閣は意固地になってイランとの交渉を阻んでいるのだろうか。 

 

イランときちんと話し合い、ホルムズ海峡を通っている国の船はこれまでもいくつも報告されている。 なぜ日本がそれをしないのか。ひとえに、トランプの顔色を窺っているからだろう。

 

しかし、トランプ自身が「石油は自分で手に入れろ」と言い出したのだ。何の遠慮があるだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

高市にとって、外交とは、他国トップに抱き着いたり手をなでたり、ドラムを叩いたり、かめはめ波をやることなんだろうか…。

 

 

 

 

 

その高市氏の周りから、恐ろしい情報が出ている…。

 

雑誌「選択」で、高市氏の内閣官房参与の(もと安部氏のアドバイザーでもある経産省の)今井尚哉(takaya)氏と高市首相が、アメリカ訪問前に怒鳴りあうほどの言い争いをした、という記事が発表されたというのである。

 

それを英文で説明したツイッターを、元外国特派員クラブの代表のデビッド・マクニイル氏がリツイートしているのを見つけた。英文ツイッターは、ジェフリー・ホール氏で、日本の大学で教えている人物だ。

 

 

「選択」の元記事を載せたツイッターがこちら。

 

 

 

これによると、高市氏はトランプに会う前には、トランプに要求されるままにホルムズ海峡に自衛隊を派遣することを決めていたというのである。 

 

これを知った今井氏は、「国難だ」と怒り、首相執務室へ乗り込んで高市氏と激論になったという。「あんた、何考えているんだ。どうなるかわかっているだろうな!」と恫喝したという。

 

自衛隊派遣は、与党からも反論が続出、高市は最終的に翻意したと言うが…。

 

今井氏は、安倍首相の長期政権を支え、安倍のブレインとして「影の首相」とまで呼ばれた人物で、昭恵さんに経産省の官僚を秘書につけて森友問題にも関わると言われている人物であり、この人物を高市氏はまた重用していたということだ。

 

高市氏の参議院解散・選挙、そして自民党大勝の黒幕とも言われている。 安部首相時代から要注意人物として見ていたが、さすがにここでは高市の暴走を止めた、ということか。

 

それにしても、あまりにもアヤウイ首相ではないか…。 日本国憲法を守ろうとしない政治家。 あってはならないことだ。

 

「あいつ(今井氏のこと)、切ってやる」と鼻息のあらい高市さんのようだが、ブレインがいなくなった権力者は、まさにトランプ状態になるだろう。

 

高市サンには首相になる前から、私はトランプと同じ匂いを感じていた。 つまり、「無知、不勉強、無能、愚かなのに傲慢、権力への強い執着、利己的」な点である。 あ、あとひとつ、「息を吐くように嘘をつく」というのも加えた方がいいな。

 

こういう人たちは、先を読む力も、情報を分析・判断する力もない癖に、自分の思い付きで短絡的な結論を出してごり押しをする浅はかさで、他者を害することが多い。

 

一般人ならそれでも無視してやり過ごすことができるが、立法権を持つ政治家である。

 

そういう人物に大きな権力を持たせることの危険を私たちは、いま目の当たりにしている。トランプと共に自滅していくアメリカと同じ道を、私たちは日本で高市とともにたどろうとしているのか…。

 

 

地元民に説明もない長距離ミサイル配備も、急に発せられた「全国民収容のシェルター」発言も危うすぎる。

 

 

 

すべての国民にシェルターなんて、不可能なのが分からないんだろうか。人口や建物が密集した東京や大阪のどこにそんなシェルターを作るつもりなんだろうか。

 

きちんとした合理的な外交をおろそかにして、何に備えてシェルターやミサイルを配備しているのだろうか。恐ろしすぎる。

 

ありもしない戦争に備えるよりも、戦争にならない外交努力の方がずっと効率的、現実的だし、お金もかからない。ミサイルなんて、敵を作りにいくようなものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他国を攻撃できる長距離ミサイルを配備すれば、そこが攻撃目標になることが分かっているのに、住民に説明しないつもりとは、高市政権は何を考えているのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミサイルなんか配備するより先にやることがあるでしょう。

 

中国大使館に、現役の自衛官が武器を持って乗り込んだことを、正式に謝罪するべきですよ、高市サン。 アメリカに媚を売るばかりではなく、ご近所との付き合いをもっと大切にしてください。

 

軍事ジャーナリストの布施祐仁氏はこの事件について「完全に日本側に非がある」と指摘した上で、「責任を認めて中国にお詫びするのが筋だ」と述べた。また「何が何でも頭を下げたくないという姿勢はかえって事態を悪化させる」と批判した。

 

 同志社大学の三牧聖子教授は、外交関係に関するウィーン条約の締約国として、日本は大使館など公館への侵入・損壊を防止する義務があると指摘した。その上で「条約締約国として、大使館の警備など安全確保を十分実現できなかったことについて誠実に対応しなければならない」と述べた。こうした責任を引き受けず「中国に付け入る隙を与えない」ことを優先する姿勢について懸念を示し、結果的に日本の国際的な信用を損なう恐れがあるとした。

 

 元朝日新聞記者の上丸洋一氏は「『誠に遺憾』で済ませるつもりか」と疑問を投げかけ、「本来、少なくとも防衛相なり外相なりが直接出向いて謝罪するケースだ」と指摘した。その上で、日本政府は「中国との関係を改善するより、あえて一層悪くしたいと考えているのか」と批判した。

日本各界から「謝罪」求める声 自衛官の中国大使館侵入で

 

日本政府内では、大使館などの公館を不可侵とする国際ルールに反する「あってはならない事件」(外務省幹部)との受け止めもある一方、政府からは「遺憾」の意と再発防止の表明にとどまる。中国国内では日本側の謝罪がないことに反発も広がり、日中関係のさらなる悪化に懸念も広がる。

 

警視庁によると、男は「大使に意見を伝えて受け入れられなかった場合は自決して相手を驚かせようとした」と説明し、「中国に強硬発言を控えてほしかった」という趣旨の話をしているという。

 

中国大使館への自衛官侵入 「遺憾」にとどめる日本対応に強まる批判 [高市早苗首相 自民党総裁]:朝日新聞

 

こういう男が出てくるのも、高市サンの「台湾有事」発言のせいでしょうね…。

 

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一国のトップとしての自覚もないし、国民の安全や国益に対する責任もしっかりとっていない高市サン。その外交オンチぶりも目立つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記「選択」の記事が本当だとしたら、日本国憲法を守る気持ちも無い人がトップになっているということだろう。

 

だから「改憲」が喫緊の課題などというのだろう。高市サンにとって、憲法9条は国民を守るものというよりは、自分のやりたいことを阻む邪魔な法でしかないのだろう。

 

あまりにも勝手であり、危うすぎる。

 

一国の首相として、外交能力の低い人物は、国民の命を守ることはできない。

 

外交の失敗により戦争は引き起こされるが、外交努力をすることすらしないリーダーは、最初から国民の命を粗末に考えていると言ってよいだろう。

 

憲法改正→徴兵→戦争への道が高市首相の頭の中にはあるのだろうか…。