続々・息子との会話 | ロンドンつれづれ

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気が向いた時に、面白いことがあったらつづっていく、なまけものブログです。
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また尾籠(びろう)な話をひとつ。

 

今スケートを週に2,3回しているのだが、朝は軽く紅茶、そしてお昼ご飯の代わりにプロテインドリンクを自分で作って持っていっている。

 

ついこの間、バニラ味のプロテイン粉末が切れたので、コーンスープ味のプロテインに変えた。

 

それが悪かったのか、或いは使っている「低脂肪牛乳」がいけないのか、大変に腸の調子がおかしくなっている。

 

つまり、おなかがゴロゴロして、放屁回数が増えてしまったのである。

 

これを息子は聞き逃さない。

 

「おい! 今、屁をしただろ!」といちいち指摘してくる。

 

回数が多い分まったく無臭なのだが、やっぱりいくら努力してもわずかに音がするのである。 

 

そうするとそれをひとつ残らず、「おい、またやっただろ!」と指摘してくる。しかし、それを気にしてトイレに行くとなれば、ずーっとトイレにこもっていなくてはならない。

 

「うるさいわね、おなかの調子が悪いんだから仕方ないでしょ。」と反撃するとちょっと黙る。

 

しかし、しばらくすると「俺が何も言わないからって、安心して今また6発ぐらい続けてかましただろ。 めんどくさいから言わないだけで、全部聞こえてるからな」といってくるのである。

 

「だって臭くないんだからいいじゃない!」というと、「全部こたつの中に封じ込めてるからだろ。足を入れるのがためらわれるぐらい充満してるはず」と、攻撃の手を緩めない。

 

このように、息子があまりうるさいので、コーンスープ・プロテインを止めてみたら、ぴったりと止まった。やっぱり原因はあれだったのである…。

 

おかげですっかり静かになった私に、息子も文句を言えなくなったのである。

 

 

・・・・・

 

 

びろうな話続きで恐縮だが、今朝息子と一緒にテレビを見ていたら、画面に大きく字幕が出た。

 

ほんの1秒ほど出た字幕の「クツがなんとか」と出ていたのが、「ケツがなんとか…」という風に見えてしまったので、「どうしてケツの穴がどうこうって言ってるの?」と息子に聞いたところ、「どこに穴なんて書いてあったんだよ」と気色ばんで、「そもそも、クツ、靴の話だから。それにケツというと自動的に穴という言葉を連想するあたり下品だぞ!」と騒ぐ。

 

いや、言い訳をさせてもらうと、実は英語で結構使われる表現に、アース(ass)というのがあって、直訳すると「ケツ」という意味になり、ムカつく相手などを、アースホール、つまり「ケツの穴」と呼ぶ場面が結構あるのだ。

 

嫌な奴や軽蔑する相手に対し、He is an asshole (最低のクソ野郎)みたいな使い方をする。(例えば、Trump is an asshole, などのように)

 

なので、つい、「ケツの穴」という言い回しが出てしまったのだ。


いや、もちろん私のような中高年の女性が口にする言葉ではありませんよ、念のため。でも、よく耳にする言葉ではあるのだ。

 

もちろん息子だって、英国の全寮制の学校にいた時には、さんざん使っていたに違いないから、私を非難できる立場ではない。

 

 

だが、息子は言葉遣いが汚い女性は嫌なんだそうで、私にも指摘が厳しい。

 

「俺は妻が夫に『お前』とか言ってるのを聞くと、情けなくなってくるんだよ…。最近多いだろう、そういう夫婦」と悲しがる。

 

 

そういえば、友人の息子の結婚式に出席した時に、女子トイレの個室に入っていたら、後から若い女子が数人入ってきてしゃべっていたが、その言葉遣いのひどい事…。

 

手を洗いながら、ちらっと見た面々は25-6歳の妙齢の女性たち。 これが5分後に友人息子の嫁の友人の席に座った時には驚いた。 嫁の大学の同級生だそうである。 

 

会場ではにこやかに新郎知人席の私たちに挨拶をしていたが、先ほどの言葉遣いを思い出すと恐ろしい…。

 

その話を息子にしたら、「そうだろう、だから怖いんですよ…」という感想だった。

 

 

 

私もお行儀の良い方ではないが、もちろん大人なのでTPOは一応わきまえている。

 

たとえトイレとは言え、他人様の耳のある所では一定以上の言葉遣いとマナーは崩さないようにしている。

 

 

でも、家だとつい、ね。

 

そういえば、イギリスの夫は、私がうっかりプッとやってしまっても、絶対に、一切、反応しない。 あ、しまった、とおもって、Sorry!とあやまると、「なんのこと? 何も聞こえなかったよ?」と真顔で答えてくれる。

 

やっぱり息子と違って、英国紳士のマナーを身に着けているのである…。

 

 

ちなみに、私は夫のおならを聞いたことがない。

 

そういうと、息子は「ありえない!」と信じない。

 

そう、私のおならをさんざん指摘する息子は、自分はかなりの大音響で平気で放屁するヤツなのであった。

 

「親の前でぐらい、いいだろう」と開き直る。だったら、私だって「息子の前でぐらいいいだろう」と言いたい。

 

ちなみに、英語で「放屁する」ことは、break wind (風を放つ)と言いますが、お下品な言い方では、fart、といいます。

 

Did you just fart? というと、「お前いま、屁した?」ということになります。

 

男の子は、下ネタが大好きなので、誰かが放屁すると、みんなで大騒ぎして誰がやらかしたか探すが、女の子と付き合うようになったら、気を付けた方が良い。

 

間違ってもガールフレンドに、Did you just fart?などと聞いてはいけない。

 

そういえば若かりし頃、慶応ボーイとデートをしている時に、うっかりプッとやってしまった私の顔を、ハッとして見た男の子がいて、その子とは2度とデートしませんでした。

 

やはり、聞こえないふりをしてくれる男性が良い。 そういえば、この話を夫にしたことがあるので、夫は覚えていて気を付けているのかもしれない。

 

だって人間の生理現象だし、私は世界のトイレの話も大好きです。

 

そういえば、火野葦平という人が「糞尿譚」という短編小説で芥川賞を取ったということがある。

 

遠藤周作なども、シモの話をエッセーに書いては楽しんでいたように記憶している。

 

いや、びろうな話で、失礼いたしました。