「彼は基本的なものを積み上げてくれた。小さいときに植え付けられたものが今に生きている。アクセルに限らず、全てのエレメンツ(演技要素)は偶然にできるものではなく、基本があって次がある。4回転半をできると私が思う理由はそこにある」
都築章一郎先生
羽生結弦の恩師が語る4回転半 「王様のアクセル」授けた都築章一郎さん
2018年12月28日16時35分 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122800778&g=spo
1年前の記事をまた引っ張り出してきました。
「ジャンプを跳ぶための軸を作る方向、回転の美しさ、降りたときの姿勢。本能に任せるのではなく、これらを小さいときから厳しく要求した」
小さい頃から都築先生に叩き込まれた基礎が、今の結弦くんのよどみないジャンプの美しさを支えているのですね。
そして大人になった結弦くんは今、このジャンプを表現の手段のひとつとして考え、音楽とどう融合させるかをスケートで見せてくれています。
そう、結弦くんのジャンプはもはや『芸術』なのです。
音楽の編曲に自ら参加するほど深く関わる結弦くんのジャンプは、当然のことながら跳ぶ本人がそこまで考えつくしてプログラムの創作にかかわっているのですから音楽に完璧にはまります。それは小さい頃から身に沁みつかせたゆるぎない基礎があってのことなんですよね。
不安定なジャッジは選手に余計な負担やストレスやプレッシャーをかけ、ひいてはそれが選手のモチベーションの低下につながらないか心配になります。特に、芸術面にもこだわりを持って努力をしている選手にとって・・・。
世の中にはいろいろな食べ物がありますが・・・。結弦くんのスケートはたとえて言うならば、昆布を水に浸して戻すところから始める繊細な懐石料理のようなものなのかもしれません。
日本料理は奥が深く、目で楽しみ、舌で楽しみ、香りで楽しむ料理です。目の前に提供された美しい料理は繊細で、そこに私たちは色とりどりに移ろう季節を感じ、口にすればあっという間になくなってしまう儚さを目に焼き付け、味わい尽くします。
結弦くんは今もせっせと鰹節を削り、昆布を水に浸し、根菜を煮るにも面取りし、灰汁を取ったり味見をしたり、器を選び、季節の葉や花をあしらいして、プログラムを練り上げているのでしょうか。
結弦くんの作り上げる懐石料理の価値。ファンの皆さんはわかっていますよ。それがどれほど芸術的で美味しいものか。
今年はエキシビションで過去のプログラムをいろいろ見せてくれている結弦くんです。
それを演じてくれていた当時はそれが最高だと思えた演技ですが、こうして時間を置いて再び演じてくれたことで、いかに結弦くんのスケートが進化したかを感じ取ることができました。
全日本のエキシビションで見せてくれたSEIMEIも、はっきり言って、当時最高だったバルセロナのSEIMEIよりも格段に研ぎ澄まされ、進化していましたよね。
観ている側はそれをはっきりと感じ取ることができました。
結弦くんの夢が叶うように、結弦くんにたくさんの幸せが訪れるように、今日も世界中の人々が祈っています。
少しゆっくりできているのかな。翼を休めてまた、充実した練習が積めますように。
都築先生もきっと、今の結弦くんを誰よりも応援してくださっていますね。
結弦くん、どんな時も応援していますよ。
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佐野先生のコメント 書き起こし
https://hama-sush-jp.pro/poissonbleu/entry-12562077402.html
Fantasy on Ice 2020
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