2019.01.29放送
NHK BSプレミアム
「アナザーストーリーズ」羽生結弦オリンピック連覇
~メダリストたちが語る「最強」伝説~
■ フィギュアスケート界の「皇帝」
エフゲニー・プルシェンコ

「このプルシェンコ杯の目的は、優秀な子どもをスカウトし、僕のスケート学校で英才教育をすること。だから誰だろうと、この段階から厳しく接するんだ。だって、今の僕の目標は『打倒!羽生結弦』。史上最強の彼を超える選手を育てることだから」
「初めて結弦に会ったのは、彼が10歳ぐらいの時。日本でショーをしていた時だね。あなたにすごく憧れている子どもがいるよって言われて会ったんだ。ひと目見て驚いたよ。センスが違う。スピンも上手で、ただあまりに痩せてたんで、『しっかり鍛えればいい結果が得られるよって言ったんだ。まさか、オリンピックで二つも金メダルを獲るとはねぇ。」
結弦くんがソチオリンピックへの出場権を手にした時の心境について
「登ってきたなと思ったよ。ソチオリンピックに向けて最高の対戦相手ができた。腕が鳴ったねぇ。どれだけ昔から知っていようが、リンクに立ったら敵。彼なら倒しがいがある」
「バンクーバーオリンピックの時は怪我だらけで、正直、出られるだけで奇跡だった。負けたのは本当に悔しいし、採点にも不満はあるけれど、僕が出ていなかったらもっと酷い戦いになっていたと思う。あの頃は戦い続ける選手が少なくて、みんなすぐに引退していく。まだまだ滑れるのに。僕は連覇を逃した悔しさより、戦う相手がどんどんいなくなるのが悔しくて仕方なかった」
「引退していく選手の気持ちもわからないではない。メダルを争うようなレベルまで行くと、維持するだけで本当にきつい。あんな苦しみはもうごめんだって思うから、オリンピックや世界選手権でメダルを獲った選手は引退の道を選びがちだ。引退してもショーで滑った時は、メダリストの誰々って紹介してくれるしね。でもそのせいで、オリンピックという最高の戦いのレベルが下がってしまう。お前も辞めるのか、お前もかって。それが悔しくて・・・」
「氷の上でどうやって彼(結弦くん)を倒すか、ショックを受けさせるか、たたきのめすか、そればかりを考えた。それが僕の流儀さ」
書籍「蒼い炎」より
「彼(プル様)を超えられるかどうかなんてわからない。でも僕はどんなに上のレベルに行っても、強い選手がいてくれると燃えるから、プルシェンコさんにとってのそんな存在、燃える存在に少しでも近づけるようになりたい」
羽生結弦
ソチでの直接対決は叶わなかった・・・
「腰の骨を留めていたチタン製のボルトが試合前の練習中に外れて、あんな痛み、感じたことない。演技は不可能だった・・・」
怪我の為、プル様は個人戦を棄権。
「結弦がソチで金を獲った後、引退しない、次も出る、と言ってくれて、跳び上がるほど嬉しかった。私が去っても、彼が参加し続けることで、オリンピックという最高の戦いのレベルが保たれる。結弦はわかっているんだ。最高の演技は試合でしかできないことを。フィギュアスケートの世界にオリンピックチャンピオンになること以上の喜びは、絶対にない、ってことをね」
ソチ以降の4年間、若い選手の台頭もあったが、プル様は優勝候補を問われれば常に「ハニュウ」と答え続けた・・・。
「勝手に相手がミスすることも多いし、オリンピックならではの緊張感もむしろアドレナリンをくれる。一度金メダルを獲っているから常に上に立てるんだ。大事なのは技ではなく、経験と自信。それを併せ持っているのは結弦しかいなかった。結弦はオリンピックを連覇した今だって、まだ勝つための進化を止めようとしないだろ。頂点の選手が一番貪欲なんだから、負ける訳がない。連覇がどれだけ難しいか、私は身をもって知っているけど、誰かがやるとしたら、世界に結弦しかいない。だから僕はあのオリンピックでも、結弦がその場に立てさえすれば連覇は間違いないと断言していたんだよ」
ハビエル君のインタ書き起こしはまた後日・・・。このままだと夜が明けてしまいそうなので(;^_^A
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ディック・バトン氏 インタビュー書き起こし ~アナザーストーリーズ~
https://hama-sush-jp.pro/poissonbleu/entry-12436457316.html
アナザーストーリーズ、最高でした!
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オリンピックとは何か・・・インタビュー書き起こし