SportyMagsさんから先日の結弦君の福島訪問について、温かい記事が届きましたのでご紹介させてください。
Yuzuru
Hanyu: A Warm Heart
ユヅル・ハニュウ:温かい心
原文はこちらから↓
https://sportymags.wordpress.com/2015/06/20/yuzuru-hanyu-a-warm-heart-2/
ユヅファンは先週のちょっとしたサプライズ報道に沸いていた。ユヅが福島を訪れたのだ。
ユヅが被災地の方々を応援したいと思って被災地に足を運んでいるのを見るのは、それがただ訪問するだけであっても心が温まる思いがする。
彼と話をしている女性は、彼に会えてとても嬉しそうだ。彼が人々に及ぼす影響を見ると胸を打たれる。
こちらはユヅの福島訪問の動画;
https://twitter.com/S_Yasu92/status/611468013485731840
https://twitter.com/S_Yasu92/status/611469179401601024
https://twitter.com/S_Yasu92/status/611470185027899392
https://twitter.com/S_Yasu92/status/611471174921355264
ここカナダでは、日本から遠く離れた世界ということもあるし、2011年に日本で起きた震災について、私たちが知っていることはCNNの報道によるものだけである。
震災について数日間報道があった後は、私たちは何も聞かされていないし、だから震災のことは忘れ去られてしまっていたのだ。
震災について知る機会があったのはただ一度、最近のニュースでブリティッシュ・コロンビア(カナダ南西部の州)の沿岸で、いくつかの漂着物が打ち上げられたということだけである。
4年も経って、仮設住宅で今なお暮らしている方々がたくさんいて、また今なお多くの方々が行方不明のままであるということだ。悲しいことである。
このことは私を立ち止まらせ、こうした出来事について考えさせた。直接震災の影響を受けることがなければ、私たちはなんという速さで彼らのことを忘れてしまうのだろう。
私たちはニュースで話を聞いたり、廃墟の映像を見たりして、それから自分たちのいつもの生活に戻る。しかしある者にとっては、それは本当にそんなに簡単なことではないのだ。ユヅが体験したことを理解する方法は何かないのだろうか。
私はそれを何かに関連付けて考えてみることができないか考えてみた。
アルバータ州(カナダ西部)であった大洪水(カナダで起きた最大級規模の自然災害であり、経済的損失も最大級であった)から今年で2年になることをふと思い出した。
私が暮らしている市の中心部いったいは水に浸かってしまった。近隣の町は完全に流されてしまった。その光景は驚くべきものであり、ぞっとするものであった。
私の家は無事だった。この洪水の影響を受けなかったのは本当に幸運なことであった。
警察と緊急対策本部が私たちに家に留まることを求めたため、私ができたことといえば、ただ家の中でじっとして、テレビの映像を見ることしかなかった。2年が経った今もなお、多くの人々が生活再建の道半ばである。
ユヅが復興へのサポートを続けているのを見るのはうれしい。忙しいスケジュールをこなしながら、ユヅは今なおサポートを必要としている多くの人々がいるのだということを私たちに思い起こさせるため、自分にできることをしている。
私たちはよく有名人が慈善活動をサポートしているのを目にする。彼らのチャリティー訪問の画像も報道される。しかしながら彼らは直接的に影響を被った者たちではない。
この災害はユヅの心を大きく占めているものなのだ。なぜならば彼は実際に震災を生き延びたのだから。
私には想像しようとすることすらできない。地震を生き延びるということはどのような体験だったのだろう。ユヅが経験したように、建物の中に放置され、その建物が自分の周りで崩壊し始めたら・・・。
その体験はユヅに深刻な影響を与えたのだった。そして、それは彼に対する様々な注目と彼が到達した有名人としてのステータスの根拠ともなり続けている。
最近の福島訪問で、ユヅはこのように述べた。
「(仮設住宅に住む皆さんは)辛いこともあるし、それを押し殺して我慢して、こうやって苦しい状況の中で頑張っていると思う。
今、すごく感じたのは、皆さんにとっての故郷と、僕たちにとっての故郷は何も変わらない(皆さんの故郷への愛と僕の故郷仙台への愛は変わらない、同じものだ、と訳しています)。でも、(皆さんは)そうした落ち着ける場所を失ってしまった。
でも、今日、皆さんの笑顔を見ることができて、僕自身嬉しかったし、励まされました。」
(カニ歩きさん御提供のお写真と結弦くんのコメントにつきましては、私の記事http://hama-sush-jp.pro/poissonbleu/entry-12040826857.html からSportymagsさんへ御提供させていただいております。)
ユヅが被災地を訪れたのはこれが最初ではない。彼の訪問は人々を笑顔にする。そして彼に出会う人々に小さな幸せを運ぶ。
被災地の人々が自分を励ましてくれているのだとユヅはいつも語っているが、ユヅの被災地訪問もまた人々に小さな励ましと希望を運んでいるに違いない。
この動画では、ユヅは石巻市を訪問している。
動画の12:20(動画によっては14:15あたりかもしれません)あたりで、ユヅはそこで何もかも失ってしまったと話す男性に偶然出会っている。
ユヅが感情の高まりを抑えようと我慢しているのを見るのは辛い。
http://www.dailymotion.com/video/x25d3bj_20140830-24h-tv-yuzuru-hanyu-english-chinese-subtitle-24時間tv-羽生結弦part-中-英字幕付き_sport
人々に震災のことを忘れないでほしいと思って取るユヅの行動は、被災地の訪問にとどまらない。彼は災害支援のための様々な資金調達活動にしばしば参加している。
彼のプログラム「花になれ」は、自身が深く関わった経験への感情を強く表現している。
ここにユヅの優しい心の広さを伝えてくれるさらにいくつかの例がある。
24時間テレビ ユヅが演じるロミオとジュリエット(この動画にはまた石巻訪問も含まれている)
http://www.dailymotion.com/video/x24wew1_140830-yuzuru-hanyu-羽生結弦_sport
私はユヅのチャリティーのために発売されるこのTシャツへのユヅの貢献も大好きだ。彼は氷から離れてもとてもクリエイティブだ。右下の隅に彼の小さなスケート靴を履いたエモティコンを見ることができる。
そして最後の黄色いドットは、購入者が自分でいろいろデザインを入れられるものなのだが、私はこのファン・ヴァージョンの1つはとてもかわいらしくてクリエイティブだと思う。
画像元:twitter: @wahuwahuerico
注目を集めているアスリートや有名人が大義のために誠実な支援活動を行い、価値ある目的のためにその知名度を使っているのを見ると元気づけられる。ユヅのような人がたくさんいればよいと思う!
頑張って、ユヅ、頑張って!
SportyMagsさんは2012年の結弦くんのニースのロミジュリ以来、ずっと結弦くんを応援してくださっている元スケーターの方です。
カニ歩きさん(http://hama-sush-jp.pro/motokanonakayoshimana/entry-12040475703.html)が突然テレビで放映されたニュースに咄嗟に対応してくださったおかげで、その時撮影されたお写真をSportyMagsさんへご提供することができ、海外の方へも結弦くんの福島訪問のニュースを少しでも伝えることができたかなと思います。カニ歩きさん、改めてありがとうございます。
また、SportyMagsさんがご紹介くださった動画や画像をアップしてくださった方々へも感謝しております。
結弦くんのスケート以外のこうした活動を、国内ばかりではなく、少しでも海外に伝えられたら、そのお手伝いができたらいいなと思っております。
SportyMagsさんは、本当に結弦くんを心から応援してくださっている方です。結弦くんの辛い経験を、少しでも自分の身近なことで理解できないかとカナダの大洪水の話を関連付けて紹介してくださっているところに、他者のことを自分のことのように思いやれる心の温かさを感じました。ありがとうございました。
