6月に書いた以下の記事の続編です。4か月強が経ち、中学受験鉄人会さんの「合格に導く魔法の本棚」もその後だいぶ更新されましたNEW

 

長男ニコの時は、読書しておいたら大事な志望校でその中から出題されたということがありました。本を読まなくとも、狙われやすい題材のテーマやあらすじを知っておくと、いざ出題された時に読みやすいということもあります。5年生(以下)が面白そうなものを選んで読むのもよいでしょう。活かし方は色々ですが、何かのご参考になればメモ

 

 

中学受験鉄人会さんの「合格に導く魔法の本棚」に予想問題とともに書かれていますのでご確認ください。

 

ここ数年でたくさんの中学に出題されている高田郁さんの新作です。テーマは「他者理解を通して自己理解を深める」「家族関係」「挫折からの再生」「戦争がもたらす災禍とは」「学びとは」。
主人公の潤間さやかは、中学の卒業証書を受け取っていない。義務教育さえまともに終えていないという枷が、社会でも家庭内でも、さやかを生き辛くさせていた。しかし、ある日、さやかは夜間中学という存在を知る。それは、戦争や貧しさや病など、さまざまな事情で義務教育を終えられなかった大人たちの集う学校だった。二十歳の春、さやかは河堀夜間中学への入学を果たす。仲間たちに支えられて過ごす日々が、学校や親への不信で雁字搦めだったさやかの心を解きほぐしていく。やがて、さやかには密かに叶えたい、という夢が芽生え始めるのだが……。(Amazonより)
中学受験頻出作家の一人、瀬尾まいこさんの新作です。テーマは 「家族関係」「他者理解を通して自己理解を深める」。
母親との関係に悩みながらも、一人娘のひかりを慈しみ育てる、シングルマザーの美空。義弟で同性のことが好きな颯斗は、兄と美空が離婚した後も、何かと二人の世話を焼こうとするがーー。「子育てをしながら自分が受けた恩を思い知って、親に感謝していくのだと思っていた。それが親になった途端、さっぱりわからなくなった。この日々のどこに恩を感じさせるべきところがあるのだろう」(Amazonより)
ここ数年でたくさんの中学に出題されている天川栄人さんの新作です。「他者理解を通した自己理解」がテーマ。
――「卒業アルバムの個人写真、もっと自由に撮らせてくれん?」
友だちのいない“暗すぎクラギ”こと蔵木のもとに、学年一の人気者・星野がそう提案してきた。決まった構図ではなく、一人ひとりの個性が光る、自由な写真が並ぶ卒業アルバムにしたいというのだ。実家が卒業アルバムの制作を請け負う写真館で、自身もプロ並みの腕をもつ蔵木は、しぶしぶながらその撮影を引き受けることになる。人との関わりが苦手な蔵木にとって、人物写真は最も避けたいジャンルだった。それでもシャッターを切るうちに、同級生たちの意外な一面が次第に見えてくる。ときに衝突し、ときに心をかき乱されながらも、蔵木は少しずつ他人と向き合い始める。(Amazonより)
坂城良樹さんのデビュー作。「他者理解」をメインテーマとしつつ、「差別やいじめ」「言葉の力」なども。
神様に見捨てられた私を助けてくれたのは、同じアパートに住むゾンビのおじさんだった。川をはさんだ向かいの町に、母と引っ越してきた小学生のあんず。いじめられていたあんずを助けてくれたのは、同じアパートに住むぞんびのおじさんだった。孤独を受け止められないあんずと、孤独とともに生きるぞんびのおじさん。お互いの存在が、それぞれの人生へのかすかな光となる。(Amazonより)
 
過去にたくさんの中学で出題された額賀澪さんの新作(短編集)です。中学受験鉄人会さんはこのうちの第4章『カケルの蹄音』をピックアップしています。テーマは「挫折からの再生」「他者理解を通して自己理解を深める」です。
『ソノリティ はじまりのうた』や『透明なルール』など中学受験頻出作家の一人である佐藤いつ子さんの新作です。テーマは「他者理解を通して自己理解を深める」。9/26発売なので、2027年入試にわたって出題されていきそうです。
容姿に自信がない文香は、高校デビューを夢見つつも、自分を変えるきっかけがつかめず、消去法で書道部に所属している。そこで出会ったのは、ひときわ端整な顔立ちをした佑京だった。心惹かれる文香だが、「自分なんて」と恋心を封印してしまう。書と真剣に向き合う佑京の姿に心を打たれた文香は、やがて書道そのものに魅せられ、「美しい字を書く」楽しさにのめり込んでいく。文化祭での書道パフォーマンスの大役を担うことになり、仲間とともに練習を重ねていたある日、佑京の秘密が明かされ、書道部は空中分解の危機に。はたして、佑京が隠していた秘密とは?ルッキズムに悩む人、夢中になれることを探しているすべての人に贈る、熱くまばゆい物語!