9月に「過去問演習についての考え方」という連載を書きました。
このなかで6年後半は単元学習の完成と志望校対策(過去問対策や志望校特訓)が両輪であること、および過去問演習の目的が主に下記の3つあることを書きました。
①出題傾向を把握し、対策に役立てる
②時間配分や問題の取捨選択を練習する
③合格可能性や距離感を測る

直前期になると、何もない日であればたった1日でも1単元を特訓できたりするので、最後まで「単元学習の完成に活かす」という観点も大事ではありますが、残り時間が少ない直前期には②の観点の重要性が上がります(直前期になってからようやく数回しか取り組まないような学校では特に)。
時間配分、「捨て問」の見極め、出題のクセ把握(例えば算数で後ろに行くほど難しくなるのか途中に難問があるのか、選択肢問題ではどんな誤答で引っかけてくるのか、etc.)などで「学力」がそのままでも「得点力」を伸ばすことは可能です。
「この学校の出題は云々・・・」という分析を読んでもわかったような気になるだけで、それよりも実際に取り組んだら感じることがたくさんあるはずです(百聞は一見に如かず!)。
そしてせっかく感じたことも、たくさんの学校の過去問をやるなかでどれがどこの学校のことだったか分からなくなりますし忘れます。実際に取り組んで自分が感じたこと、気づいたこと、対策などを文字化しておき、その学校の入試の前日にそれを再確認するとよいでしょう。子どもが自分でやることが難しければ、親がインタビューしてメモしてあげてもいいと思います。
また、1月くらいになってくるともう「過去問をとっておく」ことを気にする必要がなくなるので、クセのある特徴的な問題(例えば社会の最後の大型記述問題、算数の一行題、etc.)だけを抜き出して、それだけを何年分もどんどんやって特訓するというような過去問の使い方をするのもありです。
「学力」も「得点力」もまだまだ最後まで伸びます
現時点で合格点に届いていなくても、最後まであきらめないで下さい。だいじょうぶだいじょうぶ
サンボマスター/できっこないをやらなくちゃ
やはり自分じゃだめかなんて無駄な言葉だよ
心を少しでも不安にさせちゃだめさ 灯りを灯そう

