年末になると思い出すのは、パートナーの父上に初めてお目にかかる日

お正月用の煮物を作って行った日の事。


私の住む地域ではお正月はお煮しめではなく筑前煮を食べる。

鶏肉や根菜を先に炒め、その後 干し椎茸の戻し汁や醤油、みりんで煮るものだ。


具材から旨みが出るのでそうそう失敗もなく、たくさん作ると誰が作っても美味しく出来る。


80代後半のダンディな父上は、50代の息子が連れてきた50代のパートナー(私)に、
とても優しく「よろしくお願いしますね。」と言ってくれて
終始ニコニコしながら家族の事や
ご自身の趣味について話してくれた。


私たちの出会いについては特に深掘りもされず、はじめからウェルカム〜!という空気で迎えてくれた事が嬉しかった。
(マッチングアプリで出会った事は今も誰にも話していない)


数年前から病気で入院している母上の事も
いかにも大切そうに話す父上を見て
彼はこの方に育てられたんだなぁと
深く納得した私であった。


帰りにはみかんをお土産で持たせてくれて
寒い中 外で車を見送ってくれたハートフルな父上が一度で好きになった私。


持参した煮物の味はどうだったかと
後日、彼に尋ねて貰ったところ
「美味しくて年末のうちに完食した」とのお返事!


ふだんは、お手伝いさんの作る料理ばかりだと聞いていたので
本当はちょっと気が引けたかと言えば
かなり引けたのだ。喜んでくれて良かった。


筑前煮、具材が多くそれなりに手間がかかるので、ちゃんとまともに作るのは年末くらいだが
これからも毎年、父上の為に大量に作り続けたい。

(父上は栗が好き)


あなたも どうぞ良いお年を!