
先日、朝日カルチャーでヒース・レジャーが「チョコレート」ですごくいい演技をしていると聞い
たので、借りてきました。
確かにとても繊細に揺れ動く心の内を演じ、少しの出番なのに強烈な印象を残していました。ア
ン・リーはこの作品を見て「ブローク・バック・マウンテン」にヒース・レジャーを起用したそうで
す。
ハンク(ビリー・ボブ・ソーントン )はアメリカ南部の刑務所で死刑囚棟の看守を長年務めてき
た男。彼の父(ピーター・ボイル)も同じ看守を務め、今は息子のソニー(ヒース・レジャー)が同
じ道を歩み始めたところだった。ハンクは父譲りの人種差別主義者だったが、息子のソニーは心の優
しい人間で、そんなハンクの考え方に疑問を感じていた。黒人の囚人ローレンス・マスグローヴに対
する処刑の日、ハンクとソニーが電気椅子に向かうローレンスに付き添うことになったが、慣れない
ソニーは執行の直前に取り乱してしまった。刑の執行後、自らの職務に厳格なハンクはそんなソニー
の態度を厳しく叱責してしまう……。 (Yahoo!映画)
人種差別主義のハンクが同じ悲しみを背負ってしまった黒人の女性にひかれていく。前半は押し付
けがましくない悲しさがいっぱいでしたが、傷をなめ合うふたりが悲しくもあり、温かくもありまし
た。人間の本質を突いたような作品で、心の奥深くに強く残ります。