
ちょっとネタバレがあるかもしれません。
18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ
(ベン・ウィショー)。驚異的な嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、
ある晩、芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。その後、彼は少女の香りを求めて調
香師になり、香水作りに没頭するが……。 (シネマトゥデイ)
私はたいていの作品は文句もなく楽しく鑑賞する方なのですが、この作品はかなり怒っています。
ポスターやタイトルがとてもきれいで誘われました。作品自体はストーリー転換もひきつけるし、次
はどうなるのだろうと、興味津々で観ていられます。音楽もすてきです。でも観終わった後、ただの
変態の話、としか私は受け取れませんでした。救いが全くなく、もちろん主人公に感情移入なんかで
きません。
ベストセラーの小説らしいのですが、小説なら許せます。自分の中のイマジネーションで感動でき
たかもしれない、でも視覚的に押し付けられたら、内容までも私は拒絶にまわりました。
ただ、ここまで私を怒らせたベン・ウィショーのミステリアスで不気味な演技はお見事でした。