
ミステリーなのかラブストーリーなのか、とてもミステリアスな作品でした。10年前に夫のショー
ンを心臓発作で失った未亡人アナ(ニコール・キッドマン)は、彼を忘れられないでいたが、長い間
自分を思い続けてくれたジョゼフ(ダニー・ヒューストン)と再婚することを決意する。しかし、そ
んな彼女の前に見知らぬ10歳の少年(キャメロン・ブライト)が現れ、「僕はショーン。君の夫だ」
と名乗る。初めは聞き流していたが、あまりにショーンでなければ知りえないことを知っている少年
にどんどん気持ちが傾いていく。(これからご覧になる予定の方はこの先は読まないほうがいいです)
結果としては「なぁーんだ」ということでおさまるのですが、アナの心の中は「なんだ」ではおさ
まらず、きっとジョゼフと結婚してもこの心の棘は、双方に刺さったままなのだろうという、ふたり
の心情を思わずにはいられませんでした。
また、私はストレートにラストを受け取りましたが、謎のまま終わったというとり方もできるかと
思います。
少年役のキャメロン・ブライトの演技は見事でした。