ずっと楽しみにしていた上野千鶴子さんの講演を聴いてきました。
申し込み開始と同時にすぐエントリーしたくらい、心待ちにしていた時間です。
生でお話を聴く上野先生は、やっぱりカリスマ性があって、一言一句に引き込まれました。
講演では、
・正規雇用の男女の比率の実態
・声を上げなければ次の世代に「ごめんね」と言うことになるかもしれないこと
・被害者でいることが、次の加害を生む可能性があること
など、豊富なデータを示しながら今の社会のリアルが、冷静かつ情熱的に語られていました。
中でも、
「変えたいと思っている女性の一方で、保守政党を選ぶのも女性」という言葉に、何とも言いがたい感情がわいてきました。
私は結婚が早くて、正社員として働いたことがありません。
それを不満に思ったこともなく、正社員になりたいと思ったこともありません。
私は自由な働き方で子育てやボランティア、自分がやりたいことに集中できている今の生活に、心から満足しているからです。
つまり私は、「主な稼ぎは夫」という、今でもわりと多い生き方をしていて、そのことに引け目はないし、それを悪いとも思っていません。
でも一方で、講演を聴きながら、
「稼ぎたい女性が正当に報われない社会は不公平!」
「もし私が企業で出世したいと思ったとしたら、日本の実情だと苦しすぎる」
「もっと変わらなきゃ!」
ん?
「でも、変わった先に、“稼がない女性”が生きづらくなったらどうしよう…?」
そんなふうに、心の中がちょっとモヤモヤしはじめ、最後の質疑応答でそのことを話そうかと思ったのですが、言語化できそうもなかったので、帰宅後にモヤモヤをセルフコーチング。
すると…
真の目標は、「どっちかがマジョリティになる」ことではなく、「多様な選択が等しく尊重される」こと!
私は、声を上げて変わろうとする女性たちを否定したいわけではなく、その変化の波の中で「今の私の選択」も認めてほしいと思っていたんだなと、気づきました。
社会は一方向に揃っていく必要はなくて、いろんな立場、いろんな生き方を選べることこそが豊かさなんだと思います。
「私はこういう選択で幸せ。でも、あなたが選んだ道も応援する」
そんなふうに、お互いの生き方を尊重し合える社会であってほしいと思いました。
コミュニティ
●立川サイエンスひとネット
(わくわく楽しいサイエンス、なぜ?を深めるサイエンスを発信。科学教育の普及をしています)

●思いやりの会
(みんな違ってあたり前!多様性の尊重と寛大をテーマに自分らしく幸せに輝ける社会への願いを込めて。)

●スキンシップケア・コミュニケーション・アカデミー
(自分らしく幸せに生きるための土台=皮膚感覚について学びあう会です)



