子育てや支援の現場では、毎日が「やること」の連続。
気づけば「お母さんとしての自分」ばかりで、「わたし自身」のことを忘れてしまうこともあります。
そんなとき、日課にしているセルフコーチングで、
自分の幼少期を振り返る時間をとってみました。
思い出したのは、こんな場面です。
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団地の前に広がる芝生に、傘を並べて“家”をつくっていたこと。
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砂場に磁石を持っていって、夢中で砂鉄を集めたこと。
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架空の少女のイラストを描いて、その子がファッションショーやアイドルになっていく妄想を楽しんでいたこと。
書き出してみて、ハッとしました。
私って、ひとりで没頭したり、妄想したりする時間が好きだったんだ。
その感覚って、すごく自由で、心地よい。
そして、そんな遊び方から
「自分の感性で世界を形づくる」
「静かだけど、エネルギッシュな表現」
というキーワードが浮かび上がってきました。
なんだかそれが、今の私にとてもよくつながっている気がしたのです。
「目の前のものに集中する」
それは、私にとって大切な生き方。
だからカウンセリングやコーチングをしているときも、目の前の相手にぐっと意識を向けて、その人がふと笑顔になった瞬間に、私自身も心が満たされるような感覚をおぼえます。
誰かの気持ちを「作り変える」のではなく、もともとその人の中にある「たからもの」を一緒に見つけて、「ほら、こんなに光ってるよ」と、そっと渡してあげるような行為。
だから、笑顔が返ってきたとき、まるで作品が完成したときのような、深い達成感と喜びがあるのかもしれません。
最近、そんな気づきから「リフレクションワーク」を支援の中に取り入れています。
たとえばこんな問いかけ:
「幼いころ、どんな遊びをしているときが、いちばん生き生きしていましたか?」
そのときの記憶は、意外にも今の悩みにそっと寄り添ってくれます。
たとえば先日のカウンセリングでは、あるお母さまが
「そういえば…つまようじを壁の穴に詰めるのが好きでした。よく見つかって怒られてましたけど(笑)」と教えてくれました。
なんでその遊びが好きだったのか、一緒に掘り下げてみると――
「埋まっていく感じが、なぜか満たされたんです。当時は下のきょうだいが小さくて、きっと私は何かを満たしたかったのかもしれません」
と語られたあと、ふとこんな気づきが。
「その記憶が出てきたってことは…
あ、私、夫に“認めてもらいたい”って思ってるのかも。」
その瞬間、お母さまの表情がやわらぎ、
ご自身の気持ちがつながったような感覚を感じておられました。
また別のお母さまは、こんなふうに話してくれました。
「まわりはお人形遊びをする子が多かったけど、私はそれより男の子を追いかけ回したり、木に登ったりするのが好きでした。」
その語り口や表情の中に、たくましさと芯の強さを感じて、ぐっときました。
今の柔らかな印象とはまるで違っていて、“本来の彼女”に出会えたような気がしました。
子育てや仕事に追われる毎日のなかで、
ほんの少しだけ、あのころの「自由で夢中だった私」に会いにいってみませんか?
今のあなたを癒してくれるヒントが、そこに眠っているかもしれません。
リフレクションのための小さな問い
「幼いころ、どんな遊びをしているときが、いちばん生き生きしていましたか?」
そのときの表情、声のトーン、空気の匂い――
少しだけ、思い出してみてくださいね。
コミュニティ
●立川サイエンスひとネット
(わくわく楽しいサイエンス、なぜ?を深めるサイエンスを発信。科学教育の普及をしています)

●思いやりの会
(みんな違ってあたり前!多様性の尊重と寛大をテーマに自分らしく幸せに輝ける社会への願いを込めて。)

●スキンシップケア・コミュニケーション・アカデミー
(自分らしく幸せに生きるための土台=皮膚感覚について学びあう会です)


