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タッチの効果を検証した数々の研究データを再分析して、その本当の効果を明らかにした研究が発表されました!(Packheiser et al.,2024)
しかもNature Human behaviorに掲載された、今年掲載されたばかりのとても信頼できる研究です。
今回は①タッチの時間、②回数、③触れる部位の効果の検証結果について解説します。
およそ100本の信頼できる研究結果のみを対象として効果量を算出した結果・・
① 1回あたりのセッションの時間は平均すると20分が最も多く、それ以上長くても効果は増大しませんでした。
逆に20分を超えるとストレスホルモンのコルチゾールがやや増えるようです。
つまり心身の健康にとって、1回20分程度が最も効果を高めるようです。
② セッションの回数は研究により1回から40回までありましたが、回数増えるほど順調に心身ともに健康効果は増大しました。
特に特性不安、抑うつ、痛みについては顕著に増大しました。
ただし新生児を対象にした場合は10回程度が最大の効果でした。
③ 部位は腕や胴体よりも、頭部や顔の方が身体的健康への効果が大きいことがわかりました。
また腕のタッチは心理面への効果が大きいこともわかりました。
つまり身体面の不調がある人には頭部や顔に、心理面の不調がある人には腕や胴体へのタッチが効果的ということでしょう。
続いて・・
①人が触れる効果、②一方向か双方向か、③疾患のある人と無い人の効果の3点を紹介します。
① 物理的な接触効果と峻別するため、ロボットや物が触れる場合と人が触れる場合を比較した研究の効果量を出したところ、身体面への効果(血圧やホルモンなど)は、人が触れてもロボットが触れてもほとんど変わりませんでした。
しかし心理面への効果(不安や抑うつ改善)は、人が触れた方が遥かに大きいことがわかりました。
心理面に効果をあげるためには皮膚と皮膚が接触することが必要だと筆者らは考えています。
② 一方向(中枢から末端へ)のタッチと、双方向(中枢⇆末端)のタッチの効果を比べた結果、心身への効果は一方向のタッチのほうが大きいことがわかりました。
特に心理面への効果は、一方向の方がかなり大きいようです。
(※山口:やはり末端から中枢方向に撫でるのは、「神経を逆撫でする」ことになるのでしょうか。。またオイルの塗布は区別していないので、それによる違いはあるかと思います)
③ 疾患のある人への効果と疾患の無い人への効果を比べたところ、どちらにも効果はありましたが、疾患のある人への効果量の方が大きいことがわかりました。
疾患のある人は、苦痛や孤独、不安など心理的にネガティブな感情を持ちやすいが、それらもタッチによって癒されるからだと筆者らは考えています。
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続きはスキンシップケア・コミュニケーション・アカデミーのブログで4/30に配信します。
詳しく知りたい方はNature Human Behaviourに掲載文があります
↓↓
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写真は先日のプレ性教育講座で行ったタッチワーク

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