日曜日に場面緘黙(かんもく)シンポジウムへ行ってきました。
場面緘黙(かんもく)って、家などでは話をすることができるのに、
集団などの場面で不安や緊張が高まって話せなくなってしまう、そんな状態が継続する症状です。
話せない、って大変です。
何が大変って意思表示ができないのよ~。
どうしたいのか、「はい」「いいえ」すら言えない。
状態が思いと、身体が動かないので、首も触れない。
身体が動かないのは緘動(かんどう)というそうです。
発達障害のお子さんでは、緘黙(かんどう)が見られるときがありますよね。
パニック時に固まっちゃうお子さんです。
パニックって泣き叫んだり、暴れたり、逃げ出したりと派手なアクションがあるパターンと、
どうしていいかわからなくて、何も動けない、話せなくなる。
(衝撃的な出来事があると、普通の人でも緘動はありますね。立ち尽くしちゃうやつです)
場面緘黙のお子さんは、学校などでは日常的にこのような動けない状態があるんです。
とっても辛いし、ものすご~く疲れますよね。長時間のストレス状態です。
そして、話せないだけではなく、自分の選択する行動や行為を見られたくない、という強い不安があるそうです。
例えば、声を聞かれたくない、字を書いているところ、または書いた文字を見られたくない、など。
なので、
「話せないなら、ちょっと書いてよ」
こんな風に筆談を持ちかけられることもあるようですが、
それは本人にとってハードルが高い行為だとか(´□`。)
私は支援側なので、
「適切な支援の仕方を知りたいです」と質問紙に記入しました。
【やってほしくない支援例】を教えていただきました。
例えば、学校などの集団で
Aちゃんは話せないから、じゃあ、この意思カードをあげてね。
「はい(賛成)」か「いいえ(否定)」のカードを用意してあげたのよ。
わたし(先生)ってなんて親切なのかしら。名案でしょ~!
(`(エ)´)ノ_彡ブッブーーー
だそうですよ。
やっちゃってる先生はいませんか?大丈夫ですか?
その子だけみんなと違う特別なことをさせる。
・・・「無理」だそうです。
私たちが街ゆく人に突然、何か書いた紙を見せる、というくらい勇気がいることだそうです。
そりゃ、そうよね。
目立たない支援をお願いしたい、と。
緊張が強くなる状態というのは、私はよ~くわかります。
(よくわかる理由はメルマガで時々お伝えしています)
怖いんですよね。
私がお子さんとの関わりで心がけていることを、ちょっとお伝えしますね。
どこかの誰かの参考になれば嬉しいので。
「安心材料」をたくさんストックしておく!これが重要かな。
お子さんによって、何が安心かは違うので、た~くさん自分の引き出しを作っておく。
私の数ある(!)引き出しの中でも、よく使われるのは
①話しかける声をやわらかくする
人それぞれ声質はありますが、私は「ふわり」と出すようなイメージで(^^)
あとは、語尾をあげるとかね。
②好きを伝える
その子自身を「○○ちゃんって、なんかいいね。好きだよ。」とか。
その子の存在が私は大好きなんだよ~~!というオーラを出しまくる!
※「好きを伝える」については、また後日、別記事にします。
③それでいいよ、をアピール
できても、できなくても、「それでも大丈夫。OKよ。」を示す。
①~③の方法は緘黙のお子さんだけでなく、私がお子さんに寄り添う時に意識していることです。
その他
・指人形やマスコットを見せる
・アイカツ、妖怪ウォッチなどの好きなアニメのイラストなどをチラ見せする
・呼吸を合わせる
・緊張をほぐすおまじないを教える(正しい複式呼吸法です)
・信頼関係をつくるテクニックを使う(企業秘密・・・といいたいところですが、そのうちメルマガでお伝えします。)
・スキンシップ遊びをする
・何事もないかのように話しまくる
しつこいようですが、全部が全員に有効ではないですよ。
お子さんによって、どんな方法だったらお子さんが安心を得られるのか、時間はかかると思います。
観察して、寄り添って、探っていく中で、私はあなたの味方だよ!が伝わればいいですよね。
場面緘黙(かんもく)のお話は次回も続きます。
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