正直に言います。


ヘルパーや介助員として仕事をするまで、

ほんの3年くらい前まで私は「障がい児を育てる」ということを、考えたことがありませんでした。

障がいがあろうが、なかろうが、育児をしているのは一緒。


同じ学齢のこどもの母親なら同じような喜びや、悩みを持っているものだと信じていました。


しかし・・・

誰もが入れるはずの公立小学校に入学するだけのことで、いくつもの壁にぶつかる人がいるのです。


・通常級で学習できない場合

・支援級が近所の公立には併設されていない場合

・学校がバリアフリーでない場合

・入りたい場所が受け入れてくれない場合

・特別なサポートやケアが必要な場合


教育委員会や、学校や、福祉関係の部署で、同じ話を何度も何度も何度もして、説明しなければならない。



やっと入学したあとも・・・

知的障がい児の支援級は親が送り迎えです。

通常級でも車いすの肢体不自由児は一人では学校に通えません。原則教室での引き渡しです。


入学するまえの困難の数々。

入学してからの親の負担。


私はこのことを、学校介助員をするようになって、そして、市の特別支援教育のための委員を務めてはじめて知りました。


知った時の印象は

「同じ親」なのに、入学に関して、私たち親子は書類一つ、ラクラクに入学して、あの親子は何度も苦しい思いをしてやっと入学した。


「同じ親」じゃなかった。


障がいの有無でこんなに大きな差異があるって!!


子どもに障がいがあったら入学に苦しみますよ、ということがあってはいけない。

だって、差別ですよ!!


うちの子には入学に苦労するような障がいがないから良かった。
あの人は・・・


こんなのはダメです。絶対にダメです。


私は「同じ親」でありたいです。


私もあの人も地域の公立小学校にラクラクに入学して、同じ時期に保護者説明会に行って、


「うちの子は赤い車椅子に乗るんだけど、入学式の服は紺だと映えるからいいでしょ~」とか

「支援の先生が当たりの先生だったらいいなぁ。」とか

「このクラスさ~、クールダウンのスペース3つじゃ足りなくね?(←これはイマドキのママの設定ね)」とか


こういう会話が障がいの有無関係なしに入学前後、一緒に!同じタイミングで!

できるといいです。