自分のことを大切に聞いてもらう体験② | 小局Here&Now

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コミュニティカウンセラー協会の代表・小局のブログです。

一昨年のお仕事で官庁の復職支援のセミナーを担当させてもらいました。

復職支援の中でも特にメンタル疾患等で休職されていた方が職場にスムーズに戻れるような支援が求められており、グループでの体験学習を数回継続して実施するという内容でした。

メインは認知行動療法と自律訓練法で、それ以外にも休職中に必要な生活上のことやコミュニケーションについても学んでいただきました。

グループでの認知行動療法は、自分の体験や気持ちを書いたり、話すことが必須になります。

またグループでの開催のため、それ以外でも自己紹介や感想を共有するなど毎回たくさん話してもらうことをテーマに研修を組んでいます。

初回は皆さんかなり緊張状態で参加されます。自分のことも周りの様子を見ながら話しています。

中には最初からかなりぶっちゃけた体験を話す方もいらっしゃり、そうするとその後の方も影響されたり、そうでもなかったり色々でした。

5期実施したのですが、どの期も回数を重ねるごとに、もちろん個人差はありますが、受け入れられているという安心感を感じて、自分の内面の気持ちを素直に話せるようになり、そのことによって自己理解、自己受容がすすんでいることが感じられました。

回を追うごとに参加者の表情が明るくなり、セミナーを楽しみにしてくださる方もいらっしゃいました。

 

グループで学ぶメリットとしては、以下のようなことが考えられます。

①悩みや不安感などを語り合い共有する

②苦しい体験をしているのは自分一人ではないと気づく

③他者を鏡にして自分を知る

 → 孤独感・不安感を和らげる、改善の動機づけを高める、

  ひとりで体験すること以上の知恵を得る

今回のグループではまさにこれらのことを一人一人が体験しているようでした。

 

毎回アンケートを記入していただいたのですが、

・状況が変わるわけではないが、苦しんでいるのは自分だけではないと孤独から救われる。

・お互いに意見を交換し合えて、ヒントがもらえたり、参考にできることも多い。

・話すことで自分が客観的を見ることができる。

・共感されて、心が軽くなった。ここに来ると元気になって帰れる。

・つらいことを話し、それを受け入れてもらえる場だった。

・つらさを話したかった自分に気づかせてもらった。

・一人ではなくグループ全体で問題を共有できることが素晴らしいと思った。

・休職中は孤独になりがちな中で、自らの本音をさらけ出して話すことが、心の回復につながりました。

 

など自分のことを安心、安全な場所で話すことで多くの気づきや気持ちの変化を感じていただけたと思いました。私自身もたくさんのプラスのストロークをいただきました。

 

家族や友人はいても、自分の内面や気持ちを素直に、本音で話す場所ってなかなかないのだなと感じました。なのでそんな場所をつくりたいと思います。  (続く)