夏の終わりの旅。
会いたい人の元へ。
福山からしまなみ海道を渡り松山に向かいました。
会いたかった方は東温市在住の鶴見夫妻です。
夕方お二人が宿に来てくださって
夕食を共にし、たくさんお話をしました。
話したいこと尽きず、お別れしたのは夜の11時近く。
そして翌朝は、お迎えに来ていただいて、
「川内千年の森」に向かいました。
お二人が愛媛に移り住んでから25年。
その間に様々な活動をしてこられ、
その柱となるのが「千年の森をつくる」活動です。
手入れをする森を次々と広げ、総面積は23ヘクタール、
「川内千年の森」はその中のひとつです。
細い道を巧みな運転で貯水池まで上がり、
そこから歩いて山に入ります。
子どもたちやボランティアの方たちやこの森に惹かれる人たち、
たくさんの人たちが通った森の中の道。
この森に響いた歓声を思いながら登りました。
20数年前から、皆伐されていた山に木を植える活動を重ね、
その木々が育ち、今、豊かな森になっています。
「えひめ千年の森をつくる会」を立ち上げ、
会長としてその活動をけん引してきた鶴見武道先生。
事務局長として全てを担ってきた鶴見恵子さん。
木の育ちと人の育ちとを支え続けてこられたお二人です。
木漏れ日を浴び、ふかふかの腐葉土の上に立ち、
夫も私も、心地よく、感慨深く森の空気に浸りました。
言葉で言うこと、頭で考えることと、
実際に成し遂げることの隔たりを思います。
成し遂げてきたことの大きさを思います。
山を下りて貯水池にもどり、お弁当の時間。
夜遅くて朝早かったのに、お弁当を作ってくださって。
おいしかったな~!
その後、ご自宅にもお連れいただきました。
何度もおじゃまし、懐かしさが沸き上がる場所です。
桜の木も一層大きく枝を張っているようでした。
この下に子どもたちがたくさん集まって、
自然体験教室が展開しました。
楽しい記憶は今もこの地に蓄えられています。
長いことお米を作られてきた棚田。
移住後、初めて取り組んだ慣れない仕事は
どんなにか体に負担だったろうと思います。
いただいたお米は本当にご馳走でした。
ご自宅から見下ろす風景。
今は耕作されていない田んぼが耕されてありました。
暑さの中、重労働だったことと思います。
景色のおもてなしまでいただきました。
棚田には彼岸花が咲き始めていました。
季節ごとの花が咲き
様々な生物が住む山の上のご自宅。
今はお二人とネコちゃんとで過ごす静かな日常ですが、
お二人の気持の若々しさに、夫も私も気持ちを揺すぶられました。
そういう先輩がおられることに感謝し、
自分のいる場でできることをしていこうと改めて思います。
大切に思う方に会いに行き、
エネルギーをいただいた夏の終わりの旅でした。
武道先生、恵子さん
ありがとうございました。
正食千葉教室おちこちの 向後 安希子です。
自宅でマクロビオティックの料理教室をしています。
自然に添う暮らしをつなぎながら、日々の小さな気づきを綴っています。
今日もお読みいただきありがとうございました。










