はじめまして・・・

 

新しいブログを始めました.

 

今までのブログは「おちこちたより」

 

「おちこち」は,過去現在未来,あちらこちら,という意味がある和語です.

 

過去から現在そして未来へと続く長い時の流れを縦軸に

 

あちらこちらという空間の広がりを横軸に

 

それらの連なりの中で縦横の軸が結ばれる「今ここ」を大切に.

 

「おちこち」にそんな思いを込めて農園の名前にし,料理教室の名前にし,

ブログのタイトルにもしてきました.

 

今までのブログはこちら・・・おちこちたより

 

 

今回ブログの引っ越しを機に,タイトルを変えました.

 

新しいブログは「おちこち 暮らしをつなぐ」

 

「おちこち」への思いはそのままに,「暮らしをつなぐ」を添えたのはこんな思いからです.

 

 

<鍬とほうき>

 

40年近くも前になりますが,家庭を持った時から野菜作りを始めました.

 

小さな借家の庭の一角から始まり,以来ずっと場所を変えながら続けています.

 

始まりは義父からの贈り物でした.

 

「はいこれ」と夫が手渡されたのは,鍛冶屋さんに打ってもらった立派な鍬.

 

40年を経て,今も現役です.

 

 

 

 

「あれを渡されたら始めないわけにはいかなかったよね」と,

 

今は亡き父のことを思い出しながら話します.

 

家庭をつくることの原点に土から食べ物を生み出すことをおくということを,

 

義父は当然のこととして伝え託してくれたのでした.

 

 

 

そして義母から私がもらったのは座敷ぼうき.

 

義母にとって,ほうきは家庭になくてはならないものだったのです.

 

私には,家庭をととのえることの原点になりました.

 

こちらも今も現役です.

 

 

 

 

さりげなく伝えてくれたことの重みが,今は当時よりずっとよくわかります.

 

鍬もほうきも,今も私たちの暮らしを見守ってくれています.

 

 

<時をかけて伝わること>

 

もともと私は群馬の山里育ち.学生時代以降は離れていますが,

 

子どもの頃の自然の中での生活が原体験として根付ていることに気づきます.

 

それは自ら体を動かして糧を得ていく日々の積み重ねであり,

 

厳しさの中にも喜びのある暮らしでした.

 

今住んでいる家は築20年になりますが,

 

実家の山で祖父や父が育ててきた木を伐り出し,

 

千葉へ運んで建てた家で,木の香りと共に風土や思いを感じています.

 

義父母が伝えてくれたことや,実家の父母の後ろ姿が教えてくれたことは,

 

長い時を経てようやく自分のものになり,

 

それが自分たちの暮らしの基盤になっていたのだということを思います. 

 

 

<引継いだことをつなぐ>

 

畑作りは,末娘が小学生になった頃には地域の子どもたちにも声をかけ

 

「小さな自然体験~畑の活動~」として広がり,

 

やがて「おちこち農園」として年齢層を広げた取り組みになりました.

 

その延長上に山の手入れがあり、

 

味噌づくりや梅仕事,沢庵漬けや柚餅子づくりなど農園や山の収穫物を使った季節の手づくりも定着しています.

 

そして正食(マクロビオティック)を学び伝えるようになってから,

 

自然に添う食や暮らしの大切さを一層感じるようになりました.

 

食が体を調え心を調えることに自分が納得し,周りの方にも伝えていきたいと思いました.

 

 

時を越えて引き継がれてきたことは暮らしの軸になります.

 

先人が培ってきたことの中には,

 

からだを健やかに,心を豊かに暮らしをつないでいく知恵がたくさんあります.

 

 

 

引き継いだことをつないでいくことができたなら.

 

日々の暮らしの中で気づいたことを,「おちこち 暮らしをつなぐ」の中でつづってみたいと思っています.

 

少しずつ,こつこつと・・・

 

「おちこち 暮らしをつなぐ」にお付き合いいただけましたらうれしいです.

 

どうぞよろしくお願いいたします。