新年一発目の読書会!
今まさに、世界が変わろうと動きはじめている
「脱炭素(カーボンニュートラル)」についてこの一冊で学びました。
きっかけは
『人新生の資本論』を読んで
環境問題に興味が湧いたから。
正直、これまで
脱炭素とかカーボンニュートラルとか
言葉は聞いたことがあっても
どこか他人事というか、
身近な問題に思えず知らんぷりをしていました。
ですが本書を読んで
環境問題への意識が高まり、
これからのために(次世代の我が子のためにも)
賢い選択、賢い消費をしていきたいと
思うようになりました。
環境問題については
2015年のパリ協定以降、
2020年以降、世界各国で
「脱炭素」のための取り組みが
本格的に行われています。
取り組みが進むにつれ、
温室効果ガスを出さない再生エネルギー企業や
電気自動車などを作る企業が評価されるようになり
2020年には大手石油企業の株価を
再エネ企業が(瞬間的に)追い抜くほど
脱炭素ビジネスが期待されています。
本書では、エネルギー業界を震撼させた再エネ企業を「グリーン・ジャイアント」と名付け、
グリーン・ジャイアントの活躍と世界の脱炭素化への動き、それに対する日本の取り組みがまとめられています。
前回読んだ『人新生の資本論』では
経済活動(資本主義)では環境問題は解決しない!
「脱成長」という視点で世界の枠組みを捉え直すべきだ!というような論旨で現実的ではない感じがしましたが、
本書では資本主義経済の中で奮闘する
再エネ企業が取り上げられていて、
こういう企業や商品があるのか!と勉強になりましたし、いち消費者としてできそうなことがありそうだと思いました。
そもそも温室効果ガスは
どういう場面で排出されているのか?
パッと思い浮かぶのは
火力発電とか自動車とかですが
本書によると以下のような内訳になるそうです。
・製造(31%)
・電力(27%)
・農業(19%)
・交通(16%)
・建設(7%)
だいたい想像通りですが
驚いたのは農業の割合が意外にも多いこと。
世界に10億頭いるといわれている
牛から出る「メタン」が
CO2以上に温室効果があり、
気候対策のために
家畜の生産・消費量を見直す必要があるそうなのです。
(これみなさん知ってました?わたしは知らなかったので衝撃でした・・)
(参考HP)
そこで出てきているのが
植物性の食品。
大豆ミートやオーツミルク(グラノーラの原料から作られるミルク)が開発され、少しずつシェアを広げていっているのです。
(スタバにも常備されていますね)
こうした代替商品は農業分野だけでなく、
電気自動車、水素エネルギー、アンモニア発電(!)など多岐にわたって開発されています。
これらの開発は始まったばかりで
実用化には時間がかかりますし
製造過程のCO2削減が不透明だったりと
課題はありますが
代替商品がどんどん開発されている今こそ
時代の転換期なのだと実感させられました。
また、再エネ企業だけでなく、
アップル、アマゾン、ゴールドマンサックスなどアメリカのメジャー企業も気候対策を「企業の目的」のひとつとして掲げていて、
脱炭素への取り組みは世界的なトレンドなのだということも痛感しました。
わたしがどこか他人事で・・とか
ボヤッとしたことを言えるのは
日本にいてこそなのだと思います。
というのも日本は脱炭素化に
ついては「後進国」で、
米国、欧州が積極的に進めている
脱炭素化の政策をなかなか進められずにいます。
日本は2011年の震災以降
火力発電を主力にしており
そこから再エネルギーへのシフトチェンジが
できないまま今に至っています。
(それだけ原発の依存度が高かったってことですよね・・)
太陽光、水素エネルギーや洋上風力発電など
再エネ導入の動きはありますが動きは遅く、
脱炭素対策として築40年超の原発再稼働を
進めているのが現状なのです・・
世界のトレンドに乗ってるような、
真逆の方向に進んでいるような・・
大地震起きたらどうなるのさ・・
いち日本人としても危機感がめばえ
環境問題についてこれからも
アンテナを張り続けたいと思いました。
日本に再エネ企業がないわけではないし、
大豆ミートもスーパーに売っていたので、
そういう企業の応援をしつつ
賢い選択、消費ができるように
引き続き情報収集をしていきたいです。
新年早々すごく勉強になりました!!🌱
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