こんばんは!
はやくも12月!
今年は変化、変化、変化の一年。
コロナ禍の変化もそうですが、妊娠出産育児と自分の変化もものすごかったです。
わかっていたことなので変化をなるべく楽しもう!とは思っていましたが、変化がでかすぎて心が追いつかず、しんどいことも多かったですね〜。
いまは「第一の峠」を越えたな、と思えるようになり、ちょっと心にも余裕が出てきました。
ここで気がゆるんでガクッと体調崩さないように気をつけないとな〜と思っちょります^^
そんな最近、『銃・病原菌・鉄』に続いて
すごく難しそうな本を読みました!!
斎藤幸平『人新生(ひとしんせい)の「資本論」』
話題書として書店に平積みされてて気になっていましたが「なんか難しそう」と思って避けていた一冊。笑
読書会の課題図書になり手に取りました。
「資本論」と入ったタイトルのため、難しそうな経済論?という印象がありましたが、本書は環境問題にからんだ少し難解な経済論でした!
(決してわかりやすくはない!笑)
「資本論」の知識がある前提で話が進んだり、抽象的な表現が多かったりしてついていけない・・と思うところが正直ありましたが、文章自体は読みやすく、読みながら危機意識が湧いて、もっと勉強しないとな・・と思わせられました。
本書の論旨をものすごくざっくり言うと以下の通りです。
環境問題がめちゃくちゃ深刻化している
今やってる政策は中途半端で無意味
環境破壊のそもそもの原因は資本主義
資本主義社会を脱しない限り環境問題は解決しない
いまの世の中、ビニール袋が有料になったり
プラスチック削減が意識されるようになったり
SDGs、持続可能性という言葉をよく聞くようになったり
「エコ」意識は高まりつつあるとは思うのですが、
それでは全然足りない!!間に合わない!!
と著者は断言しています。
上記のざっくり論旨の通り、
大量生産・大量消費をうながす資本主義システム自体を変えなければ
二酸化炭素排出量も減らないし、
パリ協定(※参考HP貼ります)で定めた
気温上昇2度未満という目標達成も不可能なのだそうです。
なぜ資本主義を変える必要があるのかというと、
あらゆる場面で「儲け」を重視してしまい
どうしても競走社会、消費社会になってしまうから。
もちろん資本主義のおかげで
技術が発展し、便利なモノが生まれましたが
その分、環境破壊が進み、わたしたちの労働時間も搾取され、
豊かなモノに溢れているのに豊かに過ごせていない・・という矛盾が生まれてしまうのです。
じゃあ、資本主義を変えてどうすればいいのか?
ということについて、著者はマルクスの新原稿をひもときながら「脱成長コミュニズム」に切り替えていくべきだと主張します。
小難しい言葉ですが(笑)要するに
経済成長をやめて、みんな豊かに暮らせるようにしよ!
ということ(だと理解しました)。
脱成長コミュニズムは
資本主義をやめて社会主義、共産主義にしよう!と言っているわけではなく
水とか太陽光とか
もともと無償で無限にあるはずのものは
みんなの共有財産にしようぜ
で、それを偉い人が一括管理するんじゃなくて
市民みんなで管理し合おう!
と言っています(たぶん)。
誤読だったらすみません。
ここでタイトル『人新世の「資本論」』につながるのですが、
人新世とは、人々の活動が環境破壊に直結する世界(これも意訳です)という意味で、
そんな時代においては
いままでの「資本論」の捉え方ではダメで、
「脱成長コミュニズム」という「資本論」の新たな捉え方をしなければならない・・!!
というメッセージが込められているのです。
読み終わった感想は「まさか環境問題の話だったとは」という驚きと、
資本主義の限界は会社員時代から感じていたしどうにかしないといけないとは思うけれど、果たして本当に変われるのかな・・?という疑問が湧きました。
読書会でもメンバーみんなそんな感じで、いまいちピンとこない・・というのが正直な感想でした。
いち市民としては、そこまで環境破壊に加担していないという意識があって。
エコバッグ使うしマイタンブラーも買ったし。
(これじゃ意味ないんだと思いますが)
いち市民の活動どうこうというか、国の政策として「大量生産中止」と示さない限りはどうにも止まらないのでは・・と思ってしまいます。
本書でもわたしたちができることに関してはあまり具体的に書かれず。
デモに参加したり環境問題に真剣に取り組む団体や影響力のある人を応援したりするぐらいなのか?と思いました。
生活レベルで何かできることが書かれていたらよかったなぁと思いながらも、本書が環境問題について知り、危機意識を持つきっかけにはなったので、これから意識してアンテナを張っていこうと思いました。
あと、脱成長を目指そうという意見は半分賛成です。
いつまでも成長しつづけたい
今よりもっとよくありたい
というのは人間の本能だと思うので、「脱成長」という言葉自体に拒否感を感じてしまうのですが、無駄な消費・競走に駆り立てられて疲れてしまった経験が幾度となくあるので・・。
「戦略的縮小」みたいな言葉だったらよかったのかな?
(でもそれだと著者には中途半端と言われそうですね)
環境問題は日本だけの問題ではないので、世界中の(とくにヨーロッパの)事例をチェックしていこうと思いました。
個人でできることは微々たることかもしれないけれど、「どうせひとりの力じゃなんもできないし〜」と思わず、危機意識を持っただけ一歩前進、と思いたいです。
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