偲ぶ | 農家の嫁の実情

農家の嫁の実情

農家の嫁。8歳児(俊)と7歳児(仁)の母。義両親、子どもたちと暮らしています。半年間家出していた夫が帰ってきて、農業をやめてサラリーマンになりたいと。 就活が実り現在夫は単身赴任中。わたしも介護施設に就職し、大変だけどささやかな暮らしを楽しんでいます。

母さんはお盆がくるのを
楽しみにしています
 
 
 
カレンダーをみながら
おばあちゃん「もうすぐお盆やなぁ」
って嬉しそうにしていました
 
 
 
わたしは嫁いでくるまで
お盆=休み=給料が減る
というイメージでした
 
 
 
ずっと派遣社員で働いていたので
出勤した日数しかお給料が出ず
ゴールデンウィークやお正月も
お給料が少なくなるので
あまり好きではありませんでした
 
 
 
給料が少なくても
家賃や駐車場代、光熱費など
決まった額の支払いは必要やし
お給料が減る分
無駄遣いができん
 
 
 
休みが長くあっても
お金が使えんとなると
引きこもり万歳生活でした
 
 
 
 
休みはそれなりに嬉しくて
家でマンガを読んだり
乙ゲーをしたり
ダラダラ生活を送っていました
 
 
 
お盆ってそんな感じ
 
 
 
でも、母さんは
お盆が来るのをめっちゃ待ってる
 
 
 
8月1日になれば
楽しそうにしているし
仏壇の掃除をしながら
話しかけたりしてる
 
 
 
父さん、母さんの大切な人が
お盆のときに帰ってきてくれます
 
 
 
お盆の習わしとか
よくわからんかったんやけど
調べてみると
きゅりとナスを飾る理由は
 
きゅうり→馬
ナス→牛
 
を表していて
こちらに戻ってくるときは
馬にのって早く、
帰っていくときは牛のように
ゆっくりで・・という
願いがこもっているのだそうです
 
 
 
馬と牛、確かに歩く速さが
全然違うんやけど
故人を偲ぶそんな気持ちが
お盆の飾りや習わしには
たくさんこめられていました
 
 
 
もう会えなくなってしまった人と
少し近づける時が
お盆なんやなって思うと
わたしにとっても
他人事ではありません
 
 
 
唯一の肉親である実母を思うと
胸がいっぱいになる
 
 
 
義両親はうちの実母も
一緒の仏壇において
話しかけてくれます
 
 
 
だから仏壇はわたしにとっても
とても大切な場所で
義母さんがうちの母さんに
話しかけてくれる背中をみてると
涙をこたえるのがやっとです
 
 
 
わたしは幸運なことに
母さんがふたりもおって
どちらも優しくて
ほんまに大好きな人ニコニコ
この上なく贅沢なことで
一生感謝せんとあかんなって思う
 
 
 
 
日本には、
亡くした故人を
大切に思い出したり
残された人が心を救われるような
風習がたくさんあって
優しい文化やなって思う
 
 
 
わたしみたいに
お盆のこととか
知らん人がおると思うから
もっと広めていけたらいいのに
 
 
 
8月
13日
夕方に迎え火を焚いてご先祖様を
お迎えする
 
14日、15日
ご先祖様が家にいてくれる2日間
お供えしたり話しかけたりする
 
 
盆踊り
ご先祖様の霊をなぐさめるための
念仏踊り
 
 
16日
夕方になったら送り火を焚いて見送る
 
京都の『大文字』は
お盆の精霊を送る行事
 
 
 
 
会社のあちこちで
お盆休みがある理由は
こういうことなんかもしれんな、と
アラフォーで気づきました驚き
 
 
 
 
お盆の大切さ
ありがたさ
故人を偲ぶ気持ち
子どもたちに教えてあげたいことが
たくさんある
 
 
 
改まって教えるのではなく
日々の生活の中で
様々な行事を一緒に過ごして
伝えていけたらいいなーって思う
 
 
 
 
ありがたいことに
ここには仏壇もお墓もあって
お墓を掃除したり
花をいけたり
仏壇に手を合わせたり
お盆の準備をしたり
いろんなことが一緒にできる
 
 
 
話をしてイメージするより
一緒にやっていくことで
体験できるありがたさ
 
 
 
日本の風習や行事を
毎回大切にしていけば
子どもたちの視点で
何かを感じたり学んでくれるかもしれん
 
 
 
明日から8月
暑いけど
少しずつ秋に近づいていく季節
 
 
 

 

 

 

 

 

 
 
星
 
 
 
 
甘茶香
 
 
 
知らずについた厄除け
災難を洗い流して
運気を開くお香
 
 

 
喪中見舞いや初盆見舞いにも
お線香を贈って
気持ちを伝えるのもいいなと思います
 
 
 

 
5種類のお線香が入っていて
それぞれに理由があります
 

 
 
清浄
あらゆる困難に立ち向かう
心に勇気を与えてくれる
 
 
慈悲
涙に溺れていく心を抱きしめてくれる
 
沈香
ささくれた心を和ませてくれる
 
柔和
慌しく乱れた心を包んでくれる
 
竹炭
生活の悩みから心を解放してくれる
 
 

 
良い香りのお線香をたいて
ゆっくり手を合わせて
仏壇の向こうにいる大切な人と
お話しようと思います