むかしのはなしシリーズ。7歳は小学1年生!

 

当時小学4年生だった姉が、スーパー小学生のごとく、ものすごく賢く、器量もよく、目立つ存在だったのに対し、僕は大人しく、目立たない、泣き虫な子。おふくろにはため息交じりに

 

「お姉ちゃんは100点しか取ってこないのに、のりは0点ばかりだねー」

 

と言われる、そんな子供でした。今はそれやっちゃいけないって育児本に書かれているやつですねー。鈍感な僕は、姉は姉、僕は僕って思っていたので、特に気にしていませんでした。むしろ、自慢の姉。

 

そして、今でも覚えているのは、初めての授業参観の日。国語の授業で、最初に「漢字」が文章に登場する日でした。今でも忘れないのですが、ブランコを漕ぐ子供が「一 二 三」って掛け声をかける部分が、漢字なんです。

 

で、初めて漢字を目にした、のり少年。そうなんです。それまで「漢字」というものの存在すら知らずに生きてきたのです。

 

先生が「これ読める人いますかー」って聞くと、クラス全員が「はいー」っと手を挙げていました。

 

唯一僕を除いては...。

 

ちらっとおふくろを見ると、少し寂しそうな表情。初めての授業参観は苦い思い出となったとともに、「漢字」というものの存在を知って、雷に打たれたような衝撃を受けました。


巷に書いてある看板などの文字がなんだろう?って思っていたのですが、それが「日本語の文字」だって、その時知ったのです(←遅いよ)

 

それ以外には、一段文字を下げて改行すると「段落」となるわけですが、そのルールもずーっとわからず、頓珍漢な答えしかできない僕。

 

そして、これは2年生になってからの話なのですが、「九九」を覚えるのも、クラスでビリ。というか、クラス全員が覚えてから、さらに3か月くらい経って、居残りをさせられた上で、ようやくおまけで合格。7の段が鬼門でした。ほんとは言えてなかったし…。

 

ところで、漢字は生涯通じて苦手。中学校の先生に、「のり、おまえ、漢字つくるのやめろ。きちんと覚えろ。創作漢字、おもしろすぎるけどな。」って言われたことがありますが、国語のテストの時、漢字に一番時間をかけていて、結局わからず、雰囲気で答えるという、そんな子供(今も?)でした。

 

たしかに、スーパー小学生の姉と、劣等生の僕の対比。両親的には、ちょっと悩んだかもしれないですね。それくらい、できない子供だったなー。

 

別に勉強は嫌いだったわけではないんですが、なんかそうなっちゃったのです。