久しぶりに、主治医に会ってきました。
3年前、大人の発達障害専門をうたっている精神科を探しまくり
やっとたどり着いた隣町の病院の医師は
『薬さえ飲めば飛躍的に問題は解決する、
薬の副作用はない(と言い切った)』
パソコンで顔が半分見切れながら
こちらをちらとも見ずに、そう言った。
院内薬局では、その薬の注意事項をかなりの分量の内容、早口で説明されて。ひとつも理解できなかった。
これが本当に大人の発達障害外来?
「そういうの、わからないから、ここに来たんです。」
それだけ伝えて
何かを踏みにじられたような思いで病院を出た。
そしてそれきり、そこには行ってない。
その後、たまたま縁あって近隣の発達障害外来につながり、診断してくださった院長先生は
薬は全ての人に同じ効果が期待できるものではない
また、薬を飲まなくなってしまうと効果も消えてしまう
でも
自分で工夫したり、練習したり積み重ねたものは、時間はかかるけど、習慣となり、身についていく
それは、僕も同じことなんです
と話してくれた。
何かあれば、この先生がいてくれるという安心感。
半年ほど通院したあと、最近は受診することはなかったけど、いつも心の支えになっていた。
そしてあるとき、その病院がなくなってしまったと、人から聞いた。
先生が県内の別の病院に勤務されていることを知り、先日会いに行ってきました。
「病院がなくなったと人から聞いて、驚きました。」
とお伝えすると、先生は、
個人的なことなのでどこまで話すかということもあるのだけれど
と前置きして
病院を閉じ、職場を変わられた事情とお気持ちを
以前と変わらず落ち着いた 静謐な声で話してくださいました。
「こういう仕事をしていますので
どんな人にも、人生でいろいろあってそんな中で私も生きているということを見ていただくことで
みなさんのお役に立てることもあるのかもしれないと考えています」
1分も満たない時間で端的に話された顛末の、その奥には
きっと、私には想像もできないご苦労があったのではないかと推察されました。
そして、それを
こちらが問いかけたわけではないのにわざわざ話してくださる先生は
いつも患者に、目の前の人に真摯にあると決めていて
それをきっと、どんなときも実践されているのだと思いました。
そのあと
障害者雇用も視野に入れた中で、診断を書いていただいたあのときから
今までの話を聞いていただきました。
人に、ご縁に恵まれ、なんとかフリーで仕事をしていること
そういう私の生き方と価値観が対極にある旦那が一度出て行き
また戻ってきたこと
子どものこと
そして今日
必要な書類一式と保険証を忘れ、何しにきたんだかわからない状態で来院したのだということを。。。orz
先生はクスリと微笑んで
それがまさにあなたらしさでもあり
あなたのかわいらしいところでもあるんですけれどね。
と、お声がけくださいました。
以前見たTED
「依存症」―間違いだらけの常識
◆依存症の原因はその人の孤独にある
◆依存症の反対はしらふではなく『つながり』である
というスピーチ。
何かへの自己を損なうほどの依存は
きっと
依存先をたくさん持つこと
自分の居場所があること
信頼できる人がいることで
和らいでいくんじゃないかな、と思いました。
先生のように
私も、誰かの居場所になれたらって思ってます^_^
※投薬治療を否定するものではありません。
問題は、隣町の医師とは信頼関係が築けなかった ということなのです。
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残席5!
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