先日、自閉・情緒級一年生に進学した
ハルの授業参観がありました。
1時間目は支援級。
全5クラスの支援級合同で
特別教室を使って、図工の授業でした。
ハルは机上にハサミとのりを用意していました。
しかし、移動する前に
参観日ということで
他のお子さんも落ち着かず
先生と他の子の間で話し合いが始まってしまいました。
ハルは授業時間が始まっても
どこに移動するかもわからずに
フラフラとしていました。
授業開始後5分たってもそのままだったので
私が特別教室に連れていくと
もう合同授業は始まっていて
ハルは自分の座る場所もわからずフラフラ。
その後担任の先生がきて
つきっきりで工作の指導をしていました。
そこには子どもが20人はいましたが
その一コマで、ハルは
お友達の誰1人と
関わることはありませんでした。
まさかと思われるかもですが
非言語のコミュニケーションも
皆無でした。
彼がいないことも
座る場所がわからないことも
誰も気づいてはいないようでした。
だって、先生が見ているからね。
他の子のことをみるという必要性がないんだろうな、と思いました。
次の時間は交流級での授業でした。
最近は支援級の先生から
『交流級に行くのを嫌がる、
本人が選んだので今日は支援級で勉強しました』
ということが連日連絡帳に書かれていました。
そりゃそうです。
時間になって始まってから教室に入るんじゃ
障害がなくたって入りにくいでしょう。
支援級で、先生にごねながら
過ごす方が、そりゃ楽でしょう。
たまたま息子の現状がこうなのであって、支援級がそういうものであるとは全く思っていません。
そして、ハルの先生は本当によくやってくださっている。
それでも、こう思わざるを得ない実情を見た気がしました。
また時間になっても移動できないで終わるかな、と思ったので
私はハルの背中を押して、教室へ連れて行きました。
はいはいはい、という感じで。
自閉っ子には、時に肯定的な無神経さが必要になると私は思っています。笑
交流級は道徳で
お道具箱の整理整頓をするという内容でした。
隣の席の男の子は
ハルが飽きて立とうとすると
無言で背中に手を添えて
足を椅子の中に入れていました。
その後ハルは立ち上がることもなく
お道具箱の整理をしていました。
その子はハルと幼稚園が一緒で
ハルへの対応をとてもよく心得てくれているのでした。
発表の時間にハルは
みんなと一緒に挙手をしていました。
それであたったら答えられたのか?
それはわかりませんが
前時と決定的に違ったのは
彼は周りのお友達の様子を見ていて
それに合わせようとしていたことです。
周りの子は、ハルについて
さりげなく支援してくれていました。
支援級に在籍する意味はなんなのだろう。
あなたは、どう思いますか?
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