セラピストまみの好きな世界シリーズ^^(いつシリーズに・・・)
今日はポーランドの映画監督、クシシュトフ・キエシロフスキの映画をご紹介します♪
恐らく・・・初めて見たのはこれだと思います。
殺人に関する短いフィルム [DVD]/ミロスワフ・バカ

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これはね、タイトルからもわかるように美しい映画じゃないし、衝撃的でした。
もしかしたらカミュの「異邦人」からもインスパイアされているのかな?
ストーリーとしては、心の行き場のない青年が発作的に殺人を犯してしまい、死刑を宣告されてから命の尊さや家族の大切さを思い知る、という内容でしたが。
まず殺人のシーンが恐かった・・・
残酷な殺人シーンだけでいうともっとすごいものがあるのはわかっていますが、撮り方がリアルなんです・・・
そして特に理由もなくここまであっさりと人は人を殺せてしまうんだということもショックでした。
そして、私がナンバーワンだと思うキエシロフスキ映画はこれ♪
- ふたりのベロニカ スタンダード・エディション [DVD]/イレーヌ・ジャコブ,フィリップ・ヴォルテール,サンドリーヌ・デュマ

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「ふたりのベロニカ」^^
この映画は、私の好きな映画の5本指に入ります!
何がそんなにいいのかわからないんだけど・・・(笑)
まずは主演のイレーヌ・ジャコブさんの美しさは、当時二十歳そこそこだった私には衝撃的でした!
こんなきれいな女性が世の中にはいるんだと(^^;
ストーリーは、まずポーランドから始まるのです。
ポーランドに住む女性ベロニカは、声楽を志すごく普通の女性だったんですが、常に自分がひとりじゃない、という心強い思いを持っていたんですね。
自分という存在がもうひとりいるような・・・
そんな中、声楽のコンサート中に発作を起こし、あっけなくこの世を去ってしまいます。
舞台は移ってフランス。
フランスに住む女性ヴェロニカは、ポーランドのベロニカが死んだときに大きな喪失感を感じて、理由もわからず涙を流すのです。
そこから志していた声楽を、良からぬことが起こる気がしてやめ、奔放な性を楽しんでいたこれまでの人生を見つめなおし、本当の愛に目覚めていくのです。
あ、ポーランドのベロニカとフランスのベロニカは全く知り合いではありません。
ですが、同じ時にこの世に生まれ、お互いを分身のように感じていた。
もちろん映画だから成り立つお話ですが、ポーランドのベロニカは死んでしまったけど、ふたりでひとりだったんだろうなあ・・・なんて感じたりします。
本当の幸せって、「快楽」じゃなくて、「本物の愛」だったり、「本物のやりたいこと」だったりする、ということを教えてくれた映画でした^^
この映画を思い出して、目先の楽しさではなく、本当の幸せと向き合うってことが人間の強さなのかな・・・と今では思ったりします^^
すごく考えさせられたのはこれ^^
- 愛に関する短いフィルム [DVD]/グラジナ・シャポウォフスカ

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これはね、中年の夫婦の物語なんだけど、夫が性的に不能になってしまい、妻に悪いし、もし浮気をされてしまったら自分も悲しいから離婚しようともちかけるのです。
ですが夫を愛している妻は、絶対に浮気はしないから離婚したくない、と言い、結婚生活を続けることに。
でもね、妻は結局浮気をしてしまうのです。
それを知った夫は心から傷ついてしまい、心を閉ざしてしまうのです。
妻は必死に夫の心を取り戻そうとする・・・というところで確か映画は終わったかと(^^;
この後離婚してしまったのか、それとも夫の心は妻に戻っていったのかわからないので、ヨーロッパ映画独特の結末は見る側に委ねるという方式ですね(^^;
この映画も前出の「殺人に関する短いフィルム」も、世間的なモラルの危うさを描いていて、モラルなんて人は簡単に破ってしまうんだなと感じます。
いつもはやれ常識だの、やれ世間一般的には〇〇だ・・・なんて言ってるのにね(^^;、人間って。
人間の強さって、弱さってなんだろ・・・と考えさせられた映画でした。
そしてこれも忘れてはいけませんね^^
- トリコロール/青の愛 [DVD]/ジュリエット・ビノシュ,ブノワ・レジャン

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キエシロフスキといえば、この「トリコロール3部作」を思い出す人も多いのではないでしょうか^^
フランス国旗をモチーフに「自由・平等・博愛」をテーマにした三部作の一作目です^^
ちなみに私はこの三部作ではこの「青」が一番お気に入りで、白と赤はあんまり覚えていません(映画ファンに怒られますね・笑)
事故で夫と子供を亡くし、自分だけが生き残ってしまった女性。
ふたりの死後に、ある男性からの求愛にとまどったり、夫に愛人がいてしかも夫の子供を妊娠中だということを知って・・・という内容。
最終的に主人公の女性は夫の愛人の支えになり、さらにはある男性からの求愛も受け入れるわけです。
人って大切なものを失っても、裏切られても、強く生きていけるなーと思った作品で^^
裏切られていたけど愛されていたこと、そして自分自身の寂しさも受け入れて生きていこうとする、なかなかできないことだなと思うのです。
みんな裏切られたらずっと「裏切られたー、私って不幸ー」って言ってるでしょ?(笑)
強さは弱さだし、弱さは強さでもある、どちらも受け入れて生きていくことが本当の「強さ」だということを、キエシロフスキは映画を通して言いたかったのかもなー、とこの記事を書いていて思いました。
キエシロフスキ監督は1996年、54歳という若さでこの世を去りました。
もっともっとたくさんの映画を生みだして欲しかったけど、きっとこの世でのお役割が終わったのですね。
ご冥福をお祈りいたします、そして私は「ふたりのベロニカ」をはじめ、キエシロフスキ監督の映画と出会えて本当に良かったと心から思います^^サロンのご案内兵庫県川西市美山台1丁目
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