楓南です。

この詩をご存知ですか?
あしあと
ある夜、わたしは夢を見た。
わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。
ひとつはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
わたしは、砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
わたしの人生でいちばんつらく、悲しい時だった。
このことがいつもわたしの心を乱していたので、
わたしはその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、
あなたは、すべての道において、わたしとともに歩み、
わたしと語り合ってくださると約束されました。
それなのに、わたしの人生のいちばんつらい時、
ひとりのあしあとしかなかったのです。
いちばんあなたを必要としたときに、
あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、
わたしにはわかりません。」
主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。
わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みの時に。
あしあとがひとつだったとき、
わたしはあなたを背負って歩いていた。」
この詩はカトリックで有名なものなので
「主」というのはキリストを指しています。
ですが、これは「主」を他のものに置き換えて
受け取ってもいいのではないかと思います。
どんなにキツイ時でも、自分は決して1人ではない。
心がきつい時
負のスパイラルに陥っているときは
自分が孤独だと思い込んでしまいます。
自分の世界が小さくなってしまうので
周りが見えなくなってしまうのです。
きついことを受け入れ、抵抗をやめたとき
視界が広がっていきます。
これは諦める、ということではありません。
自分の置かれている状況を
客観的に見ることによって、
新たな道を拓くことができるようになるのです。
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