昨日皆様のお陰で99999HITを達成させて頂きました。100000HIT記念の記事でと思った
のですが、切手収集が趣味でSL大好き人間の私らしく、今回は99999の数字に因み
ニューヨークセントラル・ハドソンリバー鉄道の999号機を描いた切手を紹介します。
普通999号機と言うと、皆さん良くご存じの松本零士さんの銀河鉄道999号機を思い
浮かべる方が多いと思いますが、私は直ぐ当時世界最速記録を樹立したNYC&HR鉄道の
999号機を思い浮かべてしまいます。
↑ 発行国 ベキア 発行年 1984年2月22日
↑ 発行国 アメリカ 発行年 1994年7月28日
↑ 発行国 リベリア 発行年 2001年



解説
19世紀の後半において、鉄道は最も進んだハイテク産業として君臨するとともに世界
19世紀の後半において、鉄道は最も進んだハイテク産業として君臨するとともに世界
博覧会がその技術力をアピールする格好の舞台となりました。その中でニューヨーク
セントラル・ハドソンリバー鉄道(後のニューヨークセントラル鉄道)は、1893年に
コロンブスの新大陸発見400年を記念し開催されるシカゴ万国博覧会に合わせ、地球上で
最速のタイトルを得ようとウエスト・オリバニー工場で極秘裏に技師ウイリアム・ブキャナ
ンが設計し直径2184mmと言う巨大な動輪を持つ機関車を製造しました。そして卓越した
性能を表すと言う意味で「999」号と命名されました。ロシアンアイアンの青色に輝く
ボイラーは、ブラスの縁取りと配管で煌めきマホガニーとメープルで組みあがった運転台は
丁寧に磨かれて、テンダー側面にはエンパイヤーステートエクスプレスの列車名が
2フィート半高と言う大きな金箔文字で紋章の様に掲げられました。
1893年5月10日、999号は鉄道の役員と新聞記者を乗せニューヨーク州ロチェスタから
バッファロー間で、列車に乗っていたオブザーバー達はストップウォッチを使い、マイル
ポストを数え999号機が時速181Kmを出したと認定しました。その夏人間が最初に記録した
100mphを超えた乗り物として999号機はシカゴ万博の主役になりました。
(シカゴ万国博覧会は1893年5月1日から10月30日まで開催され、19世紀にアメリカが
開催した博覧会の中で最も規模が大きく、入場者数は当時のアメリカ国民の人口の約半数に
上りました。)