心理カウンセラー ひらいなずです
仲のいい人ほど
言えないことがある
近いから
傷つけたくない
近いから
関係が壊れるのが怖い
近いから
こんなこと言うなんてと
思われたくない
そうやって
言葉を飲み込む
でも
飲み込んだ言葉は
消えない
どこかに
溜まっていく
最初は小さな引っかかりだった
「あのとき
一言言えばよかった」
それが積み重なって
気づいたら
その人と話すたびに
どこか疲れるようになっていた
これは
相手が悪いわけじゃない
言えなかった自分が
少しずつ
くたびれていったのだ
人間関係で消耗するとき
たいていふたつのことが起きている
言いたいことが言えていない
嫌なことが嫌と言えていない
これは
コミュニケーションの問題じゃないのだ
「言ったら何かが壊れる」という
恐れの問題である
関係が壊れることへの恐れ
嫌われることへの恐れ
重い人だと思われることへの恐れ
その恐れが
本音を
閉じ込める
でも
本音を閉じ込め続けた関係は
本当の意味で
繋がっていない
表面だけが
繋がっている状態だ
だから、私は
本音を閉じ込めないと
決めている
うまく伝えられなくても
完璧な言葉じゃなくても
「ちょっとこれが気になっていて」と
小さく開いていく
その小さな一歩が
関係を
本物にしていくのだから
本当に大切な関係ほど
本音を伝える価値がある
仲がいいから言えない
じゃなくて
仲がいいから言える
に変わっていくとき
関係は
もうひとつ深くなる
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