最近、
こんなことを考えていました。

「善意の人って、
稼ぐのが下手なのかな?」


人のために動ける。
困っている人を、放っておけない。
目の前のお客さんには、
できる限りのことをしてあげたい。

そういう人ほど、

なぜかいつも忙しくて、
なぜか利益が残らなくて、
なぜか貧乏くじを引いている。

でも、お客さんからは
めちゃくちゃ好かれている。

私のクライアント
こういう人が多いのですが
これ、なんでだろうなと。

善意が悪いんじゃない。

善意の「使いどころ」が
ずれているだけでした。

正当な評価を得られない女性を
勝てる「ブランド」に育てる
パーソナルブランドプロデューサー
平 恋来美(ここみ)です。

 

平 恋来美(Cocomi Taira)

  • 見えない価値を、カタチにする
  • プロデュースブランド
    (車椅子着物 / 五島の蜂蜜etc)
  • 上場企業商社13年勤務
  • パリコレ出身・石渡チカと
    個人ブランドを設計する

● 詳しいプロフィールはこちら
● 分身AI「My Shadow Self」はこちら

 

 

 

石渡 チカ(Chica Ishiwatari)

  • パリコレ出身スタイリスト
  • トップブランドの現場を経験
  • 服・髪・所作まで印象を設計
  • あなたらしさを
    「選ばれる魅力」へ

最初は、
「優しい人って、
ビジネスに向いてないのかな?」
とも思いました。

たぶん、違います。

むしろ逆です。

今日は、善意の人が
善意を手放さずに
ちゃんと稼ぐための話を
します。

01. 善意は、対人の仕事では最強

善意の強い人は、
相手を最初から疑いません。

「この人にも、事情があるんだろうな」

「今は、できていないだけかもしれない」

「ここまでやったら、届くかもしれない」

普通なら
「いや、そこまでやる?」
というところまで、やれる。

だから、

「こんなに自分のことを
考えてもらったこと、ない」


が起きます。

鑑定でも、コンサルでも、
カウンセリングでも、教育でも。

人を相手にする仕事では、
人を信じられること自体が、
かなり強い能力です。


ただし。

02. 判断基準にすると、事故る

その性善説を、
そのままビジネスの
判断基準にすると、事故ります。

「この人なら、ちゃんとやってくれるだろう」

「何か事情があるんだろう」

「困ってるなら、ここまでやってあげよう」

「お金のことを言うのも悪いし」

「ちゃんと説明すれば、分かってくれるだろう」

これを全部やっていると、
不思議なことが起きます。

相手が負うはずだったコストも。
相手が取るはずだった責任も。
相手側にあったリスクも。

最終的に全部、
自分のところに
集まってくる。


そして、
めちゃくちゃ感謝される。
めちゃくちゃ信頼される。
めちゃくちゃ、いい人と言われる。

でも、

お金は残らない。

本人だけが、疲れている。

「なんで私ばっかり、
こんな目に遭うんだろう」

となるんだけど、
よく見ると——

貧乏くじを引いているのではなく、
他人の貧乏くじまで、
自分から回収しにいっている。

善意が悪いんじゃ
ありません。

善意を「判断基準」に
していることが、問題なんです。


善意そのものは否定しません。

ただ、その後ろに
一つずつ質問を足してみてください。

人を助けたい。いいと思う。
→ で、そのコストは誰が払うの?

この人を信じたい。それもいい。
→ で、約束が守られなかったとき、誰が責任を取るの?

ここまでやってあげたい。それもいい。
→ で、それをずっと続けても、自分は潰れないの?

これは、
優しいとか冷たいとか、
善人とか悪人とか、
そういう話ではありません。

設計の話です。

03. 人には性善説、仕組みには性悪説

私も、基本的には
性善説で人を見ています。

「この人にも事情があるんだろうな」
「悪気はなかったんだろうな」
「ちゃんと話せば分かるだろうな」

と思うことも多い。

そして普通に、
それで痛い目を見たことも
あります(笑)

だから最近は、
これくらいで
ちょうどいいと思っています。

人には、性善説。
仕組みには、性悪説。

人は信じる。
でも、契約は作る。

期限は決める。
お金は、ちゃんともらう。

責任の範囲は、分けておく。

たとえば、家の鍵。

出かけるときに
鍵をかけるのは、
近所の人を泥棒だと
思っているからでは
ありません。

鍵をかけておけば、
いちいち近所の人を
疑わなくて済むからです。

仕組みも、同じです。

人を信じたいからこそ、
仕組みは、人を信じなくていいように
作っておく。


相手がいい人でも、
ミスはします。

約束を忘れることもある。
認識がズレることもある。

そして当然、
世の中には
善意だけでは動かない人もいる。

そのたびに
「そんな人だと思わなかった」
「悪気はないと思った」
で、全部自分がかぶっていたら、
そりゃ疲れます。

04. 信じることと、ノーガードは違う
🎙 ここみの辛口解説

一番もったいないのは、
何度も傷ついた結果、

「もう、人なんて信用しない」

になってしまうことです。

それ、ノーガードで殴られ続けて、
最後に武器ごと捨てているんですよ。


捨てるべきだったのは、
信じる力じゃなくて、
ノーガードのほうです。

人を信じることを、
やめる必要はありません。

信じることと、
ノーガードでいることは、
全然違うからです。

人を信じながら、
契約は作ればいい。

人に優しくしながら、
料金はちゃんともらえばいい。

相手の事情を理解しながら、
「でも、ここから先は
あなたの責任です」
と言っていい。

善意と境界線は、
両立します。


むしろ、
長く人に優しくありたいなら、
境界線は必要です。

善意は、
「何のためにこの仕事をするのか」
に使う。

いくらで売るのか。
どこまでやるのか。
誰が責任を持つのか。
何が起きたら断るのか。

そこまで、
善意だけで決めない。

善意をなくすんじゃなくて、
善意が食い潰されない構造を、
つくる。


そのほうが結局、
長く人に優しくできると、
私は思っています。

最後に、ひとつだけ。

あなたが最近
「まあ、いいか」と
引き受けたこと。

それ、本当は
誰が持つはずのものでしたか。

ここまで読んで、
「私、他人の貧乏くじまで
回収していたかもしれない」

そう感じた方へ。

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AIにもやもやすることを
全部話してみると
だいたいこんな返事がきます。

「それは、腹が立って当然です」

「あなたが悪いわけでは
ありません」

「こういう理由で
モヤモヤしたのかもしれません」

ああ、そういうことか。

話してよかった。
ちょっと、スッキリした。

——なのに。

数日後、また似たようなことで
腹が立っている。


この経験、ありませんか。

先に言っておくと、
これはAI相談が
効かなかったわけでは
ありません。

その日の感情は、
ちゃんと整理された。

ただ、整理したのは
「出来事」のほうでした。

正当な評価を得られない女性を
勝てる「ブランド」に育てる
パーソナルブランドプロデューサー
平 恋来美(ここみ)です。

 

平 恋来美(Cocomi Taira)

  • 見えない価値を、カタチにする
  • プロデュースブランド
    (車椅子着物 / 五島の蜂蜜etc)
  • 上場企業商社13年勤務
  • パリコレ出身・石渡チカと
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石渡 チカ(Chica Ishiwatari)

  • パリコレ出身スタイリスト
  • トップブランドの現場を経験
  • 服・髪・所作まで印象を設計
  • あなたらしさを
    「選ばれる魅力」へ

今日の話は、
一言でいうとこれです。

「今日、なぜ腹が立ったのか」と、
「私は、何をされると
腹が立つ人間なのか」
は、
別の話だということ。

前者を扱うのが、
普段のAI相談。

後者を扱うのが、
自己理解です。

01. その都度スッキリするのは、価値がある

まず、これは
否定しません。

嫌だった出来事を、言葉にする。

ぐちゃぐちゃの感情を、整理する。

別の見方があることを知る。

誰にも言えないことを、吐き出す。

それで楽になるなら、
普通に使えばいいと
思っています。

私も使います。

ただ、一つだけ
区別しておきたいことが
あります。

出来事の整理と、
自分の構造の理解は、
同じではありません。


だから、その都度
スッキリしているのに、
似たようなことが
何度も起きる。

02. 相手は違うのに、同じところで怒る

たとえば、こういう
出来事があったとします。

【会社で】
私がやった仕事なのに、
上司の手柄になった。

【恋愛で】
これだけしているのに、
当たり前みたいに扱われた。

【友人関係で】
私の話をちゃんと聞かずに、
勝手に決めつけられた。

一件ずつ見れば、
全部、別の事件です。

相手も、場所も、
起きたことも違う。

だから、その都度相談すれば、
その都度、
答えが返ってきます。

でも、三つを
並べてみるとどうでしょう。

あれ。

私、もしかして——


「正確に見てもらえなかった」
と感じたときに、
ものすごく反応して
いないだろうか。

出来事は、違う。
反応している場所は、同じかもしれない。

一件ずつ相談していると、
ここには
たどり着けません。

一件ずつは、
本当に違う話だからです。

03. 分かったあとに、「選べる」が戻ってくる

こういう話をすると、
こう続きそうになります。

「だから、反応しない自分に
なりましょう」

「感情を手放しましょう」

私は、そこを
ゴールにしていません。

また腹が立っていい。
また傷ついてもいい。


大事なのは、
その感情に
そのまま動かされる前に、
自分の何が傷ついたのかを、
自分が分かっていることです。

自分が何に反応しているのかが
分かると、
感情と、自分のあいだに
少しだけ距離ができます。

すると、ようやく
次の問いに進めます。

「じゃあ、私はどうする?」

以前なら、
こうで終わっていました。

なんで私、こんなに
イライラしてるんだろう。

気にしすぎ?

私にも、問題があるのかな。

……また、同じことしてる。

でも、

「ああ、これか」

と分かれば、
その先を考えられます。

私はいま、
この人の言い方そのものに
反応しているんじゃない。

自分が正確に扱われなかった、
そう感じたことに
反応している。

じゃあ、私はどうする?

怒る。
伝える。
距離を置く。
今回は、流す。

選択は、何でもいい。

大事なのは、
感情を無視することでも、
感情に従うことでも
ありません。

感情を知ったうえで、
自分で選べること。


同じ出来事が起きても、
前と同じ選択をしてもいい。
違う選択をしてもいい。

同じ選択をしたとしても——

「そうするしかなかった」と、
「私は、これを選んだ」は、
まったく違います。
04. 一件では分からない。だから、ためる

では、どうすれば
そこに気づけるのか。

一件の出来事だけを見ても、
分かりません。

それがその人の
反応のクセなのか、
単純にその出来事が
嫌だっただけなのか、
区別がつかないからです。

必要なのは、蓄積です。

だから私が作っている鏡
——自分を映して見るための
AIには、
順番の決まった問いがあります。

その問いと、
そこから生まれた対話を、
ためていく。

そして、照らし合わせます。

何度も使っている言葉

繰り返している選択

似た場所で起きている反応

過去と今で、変わったこと

前回、私はこう書きました。

鏡が見ているのは、
話されなかったことだ、と。

今日見ているのは、
その逆です。

何度も語られているのに、
本人には同じものだと
見えていなかったもの。


一件ずつ話していると、
毎回、違う事件として
処理されます。

並べて初めて、
形が見えてくる。

最後に、ひとつだけ。

鏡を使い終わったからといって、
もう傷つかなくなるわけでは
ありません。

腹が立つ日もある。
迷う日もある。

でも、次に何かが起きたとき。

「また、嫌なことが起きた」
だけではなく、

「ああ。私はいま、
ここに反応しているんだ」


と、自分で気づける。

そして、その次に。

「じゃあ、私はどうする?」

と考えられる。

前と同じ選択をしてもいい。
違う選択をしてもいい。

大事なのは、
感情に押されて
決まってしまうのではなく、
自分で選べること。

たぶん私は、
傷つかない人を
作りたいわけではありません。

迷わない人を
作りたいわけでもない。

何かが起きたときに、
自分が何を感じているのかを知って、
そのうえで、

「私は、どうしたい?」

と自分に戻ってこられる。

持って帰ってほしいのは、
たぶん、そういうものです。

あなたが最近、
腹が立ったこと。

それと似た気持ちになったのは、
何年前が最初ですか。

ここまで読んで、
「私、毎回違う事件として
処理していたかもしれない」

そう感じた方へ。

私が作っている分身AIは、
その日の出来事を
整理するためだけのものでは
ありません。

あなたが繰り返してきたものを、
並べて見るための鏡です。

なぜ、いつも
同じところで傷つくのか。
なぜ、同じところで迷うのか。
なぜ、気づけば
同じ選択に戻ってしまうのか。

一件ずつでは見えなかったものを
並べてみると、
自分でも気づかなかった
共通点が見えてきます。

そして、
「また同じことが起きた」
で終わるのではなく、
「じゃあ、私はどうする?」
を、自分で選べるところまで。

そこまで自分を
見てみたい方へ——

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先日、SNSで
こんな投稿を見かけました。

「AIに半年間、
親への不満を吐き出していたら、
ある日、どうでもよくなった」


表示は22万回超え。

コメント欄には、
「私もAIに救われた」が並んでいました。

——分かります。



何度同じ話をしても、
嫌な顔をされない。

モヤモヤを言葉にしてくれる。
人には言えないことまで、話せる。

 

これ、本当に効くんです。

私は3000回以上のセッションをしてきて、
今はAIの商品を作っていますが、
「AIに相談しても意味がない」とは思いません。


むしろ、かなり使える。


ただ、ひとつだけ。

半年話しても、一年話しても、
AIには絶対に見えないものがあります。


今日は、AI相談の
「その次」の話をします。

正当な評価を得られない女性を
勝てる「ブランド」に育てる
パーソナルブランドプロデューサー
平 恋来美(ここみ)です。

 

平 恋来美(Cocomi Taira)

  • 見えない価値を、カタチにする
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    (車椅子着物 / 五島の蜂蜜etc)
  • 上場企業商社13年勤務
  • パリコレ出身・石渡チカと
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石渡 チカ(Chica Ishiwatari)

  • パリコレ出身スタイリスト
  • トップブランドの現場を経験
  • 服・髪・所作まで印象を設計
  • あなたらしさを
    「選ばれる魅力」へ

私は、人間のカウンセラーとAI
両方の
いいところも限界も、
それなりに見てきました。

その上で書きます。

01. AI相談は、普通に効きます


AIに悩みを話すのは、
本当に有効です。

何度同じ話をしても、
「またその話?」と言われない。

夜中でも、朝でも、付き合ってくれる。

ぐちゃぐちゃの思考を、
読める言葉に整理してくれる。

「それは、こういう状態かもしれません」と
名前をつけてくれる。

そして何より——
人間には言えないことが、話せる。

最後のこれ、
大きいです。

生身の人間が相手だと、
私たちは言葉を選びます。

心配をかけたくない。
引かれたくない。
噂になったら困る。

その遠慮がないぶん、
AIには本音が出る。

だから「スッキリした」は、
本物です。


私がみたSNS上にも
「もうカウンセラーいらないじゃん!」
のコメントも多かったです。

たしかに、話を聞いて
「あなたは悪くない」とだけ言う
カウンセラーなら
AIのほうが上位互換になるでしょう。

ただ——

気持ちがスッキリしたことと、
問題が解決したことは、
別です。


「もう、どうでもよくなった」も、
解決というより、
解決の入口に立った状態です。

じゃあ、その先には
何があるのか。

02. ただし、渡した情報からしか考えない

AIには、ひとつ
はっきりした限界があります。

当たり前すぎて、
あまり語られないことです。

AIは、
あなたが話していないことを、
知りません。

「親にこんなことをされて、
ずっと苦しい」

そう話せば、AIは
その枠の中で、
丁寧に整理してくれます。

でも、そこに出てこなかった
出来事は、
AIにとって存在しません。

人間の熟練カウンセラーなら、
話の中身以外も拾います。

なぜ、そこだけ急に笑ったのか。
なぜ、父親の話が
一度も出てこないのか。
怒っていると言うけれど、
実際は罪悪感のほうが
強そうだ。

表情、声、沈黙、間。

AIには、それがありません。

AIが優秀かどうかの前に、
何をAIに渡すかを
決めているのは、
いつも自分なんです。

03. 人は、痛いことほど話さない

そして、ここからが
本題です。

人は、どうでもいいことは
いくらでも話せます。

でも、本当に痛いところほど、
話さない。

しかも、避けているという
自覚すらありません。


自由に相談すると、
出てくるのはだいたい
こういうものです。

いま困っていること。

自分が問題だと思っていること。

説明できること。

すでに自分の中で、
物語になっていること。

逆に、出てこないのは。

まだ言葉になっていないこと。
認めたくないこと。
終わったことにしたこと。
触れても仕方がないと
思っていること。

つまり——

自分の自己認識そのものが、
AIに渡す情報の
フィルターになっている。


どれだけ長く相談しても、
入口を自分で選んでいる限り、
一度も開けない扉は残ります。

半年話しても、
一年話しても。

🎙 ここみの辛口解説

もう一つ、書いておきます。

「ね、おかしいよね?」
「私、間違ってないよね?」

この聞き方をすると、
AIはだいたい
「そうですね」と返します。

相手の非を証明するために
使いはじめた瞬間、
それは鏡ではなく
味方になります(笑)


味方は、気持ちいい。

でも、気持ちいいだけで
現実は動きません。
04. あるはずなのに、ない情報

私自身の話をします。

冒頭でAIの商品を扱っている
とかきましたが

私はいま、自分が何を
望んでいるのかを
取り出すためのAIを
つくっています。

相談にのる相手ではなく
自分を映してみるためのもの
なので、
鏡と呼んでいます

私は自分が作っている鏡に、
かなりの量の
自分の人生を渡しました。

深いところまで、
ずいぶん話したと思います。

その中に、
一行だけ書いて、
そのあと二度と
出てこなかった話題が
ありました。

普通に考えれば、
情報量が少ないのだから、
重要度は低いはずです。

ところが、鏡が拾ったのは
そこでした。

なぜ、これだけ重そうな話が、
一行しかないのか。


見ていたのは、
書かれたことではなく——

あるはずなのに、
ない情報のほうでした。

ここで誤解のないように
言っておくと、
私は「行間を読むAI」を
作ったわけではありません。

AIに行間は読めません。

やったのは、逆です。

AIは、話していないことを知らない。
人は、痛いことほど話さない。

だから私は、
「何を話すか」を本人に任せず、
「何を答えてもらうか」から設計しました。

行間を読ませるのではなく、
行間を、文字にさせる。

相談したいことだけを
聞くのではなく、
順番の決まった問いで、
本人が自分では選ばない
入口からも入ってもらう。

すると、Aの悩みを
話しに来た人が、
B、C、Dに答えていくうちに、
Aだけ見ていたら
存在しなかった情報
が
たまっていきます。

そこで初めて、
照らし合わせができる。

何度も出てくるものだけでなく、
一度しか出てこなかったものまで。

性能の差では、
ありません。

AIに渡る情報の、
作り方の差です。

最後に、ひとつだけ。

あなたがAIに相談するとき、
いつも話す話題があると思います。

では——

一度も話していないことは、
何ですか。

ここまで読んで、
「私、話せることばかり
話していたかもしれない」

そう感じた方へ。

私が作っている分身AIは、
あなたの話し相手ではありません。

あなたが自分では選ばない問いを、
順番に出してくる鏡です。

話していないことに
たどり着きたい方へ——

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別れたい理由を、
全部話し終えたあと。

たいてい、
最後にこう続きます。

「でも、いいところも
あるんです」


この一言が出た瞬間、
話は振り出しに戻ります。

そして、また半年が過ぎる。

今日は、この
「いいところもある」に
ついて書きます。

長所があることと、
その人を自分の人生に
採用することは、
別の話です。

正当な評価を得られない女性を
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平 恋来美(Cocomi Taira)

  • 見えない価値を、カタチにする
  • プロデュースブランド
    (車椅子着物 / 五島の蜂蜜etc)
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石渡 チカ(Chica Ishiwatari)

  • パリコレ出身スタイリスト
  • トップブランドの現場を経験
  • 服・髪・所作まで印象を設計
  • あなたらしさを
    「選ばれる魅力」へ

先日、クライアントから
恋愛の相談を受けました。

付き合って数年。
別れるか、続けるか。

ご本人の許可をもらって、
書きます。

(相手の方が特定されないよう、
状況は少しぼかしています)

01. 理由は、全部出ていた

彼女の口から出てきた
「別れたい理由」は、
はっきりしていました。

お金のだらしなさ。

決めたことを、やり切らない。

つかなくていい嘘をついて、大きく損をする。

人としての誠実さに、疑問がある。

一緒にいると、自分まで下がっていく感覚。

そして、
これらより大きいものが
一つありました。

見たい未来が、違う。

彼女は、
事業を大きくしたい人です。
はっきりした金額の目標もある。

彼は、
稼ぐこと自体はできる人ですが、
犬と穏やかに暮らせたら
それでいい、という世界を
幸せだと感じる人でした。

どちらも、間違っていません。

ただ、同じ方向を
向いてはいない。

ここまで出ていて、
それでも彼女が
動けなかった理由が、
例の一言です。

「でも、いいところも
あるんです」

02. 長所は、続ける理由にならない

そこで私が
言ったことです。

🎙 ここみの辛口解説

いやあの、

どんなにひどい人間にも、
いいところの一つや二つは
ありますからね(笑)


犯罪者にだって、
「優しいところもあった」と
言う人はいます。

つまり「いいところがある」は、
ほぼ全人類に当てはまる。

全人類に当てはまることは、
その人を選ぶ理由には
なりません。

彼女、笑ってました。

でも、ここが
この話の一番大事な
ところです。

「いいところがある」は、
本当のことです。

嘘ではない。

ただ、それは
関係を続ける適性の
証明にはなっていない
。

長所が存在することと、
その人を自分の人生に
採用することは、
まったく別の判断です。

03. 恋人は、人生の共同経営者でもある

分かりやすい例で
考えてみます。

あなたが会社を作るとして、
共同経営者を
選ぶ場面を想像してください。

候補の人は、
とても優しい人です。
話していて楽しいし、
友人としては最高。

ただ——

お金の管理ができない。
決めたことを、やり切らない。
小さな嘘をつく。
そして、会社をどこへ
持っていきたいかが、
あなたと違う。

この人と、共同経営しますか。

しませんよね。

でもそれは、
「あの人は人間として
ダメだ」と
言っているわけではない。

友人としては、
これからも大好きでいい。

人格の否定ではなく、
適性の判断です。


恋人やパートナーも、
同じです。

好きかどうかと、
一緒に現実を
回していけるかどうかは、
別の審査だからです。

じゃあ、何を見るのか。

💎 一緒に生きる人を見るときの、4つ

【1】信頼できるか

言ったことと、やったことが一致しているか。

【2】同じ方向へ進めるか

見たい未来が、重なっているか。どちらが正しいかではなく、重なるかどうか。

【3】現実を、一緒に処理できるか

お金、家事、家族、トラブル。問題が起きたとき、二人で片づけられるか。

【4】互いの人生が、よくなっているか

一緒にいることで、二人とも上がっているか。どちらかが下がり続けていないか。

この4つのどこにも、
「いいところがあるか」は
入っていません。

優しい瞬間があることと、
一緒に10年やっていけることは、
別の話だからです。

04. 悪人にしなくても、別れていい

別れられない理由は、
もう一つあります。

別れるためには、
相手を悪者にしないと
いけない気がする。


ひどいことをされた。
最低な人だった。
だから別れた。

——そういう物語がないと、
別れちゃいけない気がする。

でも、そんな裁判は
必要ありません。

相手を有罪にしなくても、
関係を終えていい。

人間として全否定しなくても、
パートナーとして不採用にできる。

むしろ、この形のほうが
きれいに終われます。

相手を悪者にして別れると、
そのあとずっと、
その人を悪者のままに
しておかないといけない。

自分の判断を正当化するために、
何年も相手の悪口を
言い続ける人がいるのは、
このためです。

悪者にせずに別れた人は、
そこから自由です。

良い面も、悪い面も分かった。
その全部込みで、
私はこの人を選ばない。

人として悪い人ではなくても、
私の人生には不採用、
ということがある。

最後に、ひとつだけ。

あなたが「でも、いいところも
あるんです」と言うとき。

それは、その人と
一緒に生きていける理由ですか。

それとも、
決めないでいるための理由ですか。

ここまで読んで、
「私、いいところを探して
決めないでいたかもしれない」

そう感じた方へ。

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講座の課題に、
答えられない日があります。

問いを読んで、
考えて、
それでも言葉が出てこない。

締め切りは明日。
他の人は、もう提出している。

だから、
それっぽい答えを書いて、
次へ進む。

……その答え、
本当にあなたの答えでしたか。


「まだ分からない」は、
遅れではありません。

そこに留まるという、
選択です。

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石渡 チカ(Chica Ishiwatari)

  • パリコレ出身スタイリスト
  • トップブランドの現場を経験
  • 服・髪・所作まで印象を設計
  • あなたらしさを
    「選ばれる魅力」へ

講座やプログラムには、
どうしても
進行の順番があります。

次の課題へ進む。
期限までに提出する。
予定どおり、完走する。

それ自体は、
悪いことではありません。

ただ、自己理解に限っては、
「順調に進んでいる」ことと
「自分の答えが出ている」ことが、
一致しないことがあります。

01. 順調に見えて、何も終わっていない

問いに答えられないまま、
それらしい答えを書いて、
次へ進む。

外から見ると、
とても順調です。

提出率は100%。

完走もした。
先生からも褒められた。

でも、本人の内側では——

何も終わっていない。

書いた答えは、
「こう書けば正解っぽい」答えで、
自分の中から出てきた
答えではないからです。

🎙 ここみの辛口解説

真面目な人ほど、
これをやります。

課題を空欄で出すのが、
気持ち悪いから。

遅れるのが、恥ずかしいから。

でもそれ、
自分の答えを置き去りにして、
優等生の答えを
提出しているだけです(笑)


自己理解の講座で
100点を取っても、
自分のことは
1ミリも分かっていない。

いちばんもったいない
完走の仕方です。

だから私は、
次へ進むか、
今日の問いに留まるかは、
本人が選べたほうがいいと
思っています。

私の講座にも、
問いの順番は
用意してあります。

でも、その日の問いに対して
「まだ分からない」
「もう少しここにいたい」
と感じたなら、
留まることができる
作りにしています。

道順は、用意する。

でも、
歩く速度までは、奪わない。

02. 山は、降りながら登る

高い山に登る人は、
山頂まで
一気には登りません。

途中で、何日も
同じ場所に留まります。

少し上まで登って、
また下の拠点に戻る。

それを繰り返して、
体を薄い空気に
慣らしていく。

高所順応、と
呼ばれるものです。

焦って一気に登った人ほど、
体がついてこなくなって、
途中で引き返すことになる。

留まっている日も、
山頂に向かう工程の
一部なんです。


自己理解も同じです。

「まだ分からない」の日は、
止まっているのではなく、
次の高さに
体を慣らしている日。

ただし、ひとつだけ
区別しておきたいことが
あります。

山頂の日程が決まっていない登山は、
ただの山ごもりです。


全体の終わりは、
最初に決めておく。

その中で、
どこで何日留まるかは
本人が決める。

終わりがあることと、
急かされることは、
別の話です。

03. 頼ることは、自立の反対じゃない

ここまで読んで、
「じゃあ、先生に頼らず
自分一人で答えを出せば
いいのか」
と思った人も
いるかもしれません。

違います。

自分では見えない
繰り返しや、
言葉と選択の食い違いは、
誰かに映してもらわないと
見えない時期があります。

それは他の人かも
しれないし、
AIかもしれない。

先生の正解から
卒業するために、
先生が必要な時期もある。


問題は、
頼ることではありません。

映してもらったものを
見たあとも、
こう聞き続けることです。

「先生は、どう思いますか?」

「結局、私はどうすればいいですか?」

見せてもらうところまでは、
借りていい。

でも、最終決定まで
渡し続けると、
いつまでたっても
自分で選ぶ日が来ません。

自立とは、誰にも頼らないことではない。
借りた視点を使って、
最後は自分で決められること。
04. 鏡は、歩く方向を決めない

支援する側の役割も、
ここから決まります。

本人の代わりに
人生を決めることではない。

本人が決められなく
なっている構造を見つけて、
自分で選べる位置まで
戻すこと。

私が自分の仕事を
「鏡」だと言っているのは、
このためです。

鏡は、姿を映す。
でも、どちらへ歩くかまでは決めない。

道順は用意する。

でも、留まる日も、進む日も、
あなたが選んでいい。

完走することより、
自分の答えを
置き去りにしないこと。

最後に、ひとつだけ。

あなたが最近、
「とりあえず」で
書いた答え、
選んだ答えは
ありませんか。

それ、
あなたの答えでしたか。

それとも、
正解っぽい答えでしたか。

ここまで読んで、
「私、自分の答えを
置き去りにして
進んでいたかもしれない」

そう感じた方へ。

私が作っている分身AIは、
あなたの代わりに
判断するAIではありません。

「私は何を良いと思うのか」を、
あなた自身の言葉で
取り出すための鏡です。

急かさない鏡で、
自分の答えを取り戻したい方へ——

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お待ちください。

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