ガラスの天井

という言葉をよく聞く

今日このごろ。

 

なんでガラス?

と思ったので、

調べてみました。

 

 

 

「ガラスの天井」とは、

管理職への昇進を阻む

目に見えない性・人種差別や偏見

を指す言葉。

 

引用:亀田尚己 青柳由紀江 J. M. クリスチャンセン 「日英ことばの文化事典」

 

 

 

英語の

glass ceiling(グラスシーリング)

の日本語訳で、

1980年代に、アメリカで

使われるようになった言葉

だそうです。

 

 

 

女性に使われる言葉

だと思っていましたが、

そうではなく…

 

少数派(マイノリティ)の人たち全般

に使われることのある

言葉なのですね。

 

 

 

そして、なぜ

「ガラス」か、というと…

 

 

一見、

ないように見える。

 

だけど、「上」を目指して

はじめて、「ある」ことに気づく

壁だから

…ということのようです。

 

 

 

英語でも、日本語でも

「天井」は、

「上限」を意味する比喩

としても

よく使われる言葉です。

 

 

 

ガラスの天井を破る人々

 

 

 

そっか、英語が語源か。

 

そうしたら、イタリア語は

Soffitto di vetro 

かな?と思って、調べたら…

 

 

Soffitto:天井

di:の

vetro:ガラス

 

 

 

 

Soffitto di vetro とも言うけれど、

Soffitto di cristallo(クリスタルの天井)

とも言うそうです。

 

 

 

そして、仕事の文脈だけでなく

プライベートでも、

あらゆる分野において

使われる言葉だそうです。

 

参考:European Institute for Gender Equality「soffitto di vetro o cristallo」

 

 

女性2人、資料とPCを持つ

 

 

調べているうち、

壊れたはしご

という言葉も

出てきました。

 

 

 

「壊れたはしご」とは

「ガラスの天井」とは対照的に、

 
女性のキャリアパスが、最初から
昇進につながっていない

…という構造を

指す言葉だそうです。

 

 

 

これも、アメリカで

生まれた言葉だそう。

(「Broken Ladder」)

 

 

 

「ガラスの天井」を

見つける以前に、そこへ到達する

はしごすら登れない

という状態なのですね。

 

参考:朝日新聞「ガラスの天井とは?日本の事例や壊れたはしごとの違いなどわかりやすく紹介」

 

 

 

トラ猫と青いペンキ缶、はしご
 

 

 

新首相や、女性閣僚の

「目」が話題に

なっていますね。

 

彼女たちの

目を見ていると、

なぜ、そんな目になったか

が、想像される気がします。

 

 

 

邪魔されて、邪魔されて

邪魔されて、

不当な扱いを受けて

くやしい思いをし、

泣いて、泣いて泣いて…

 

泣きはらしたら、

あるとき、覚悟が据わって

ああいう目に

なるのではないか。

 

 

 

そして、そうなったときに

ガラスの天井を

ぶち破れる

のだなあ、と思う

今日このごろ。

 

 

 

まとめ

 

「ガラス」だから、ぶち破れる。

 

そこが、この表現の

秀逸なところ。