本当はヘルマンからヘボネタ『アムステルダム・コンセルトヘボウの秘密』を聞き出したくて…


潜入した!


大悪魔な私。( ´艸`)


歴代コンマスさんの話しから指揮者ハイティンクまで…


色々、色々、色々、色々、
面白い!


◆◆◆◆ハイティンク◆◆◆

ハイティンクはクレバース先生より6つ年下のバイオリン科の後輩で…


クレバース先生を『兄貴ぃ』と、呼んでいた。


指揮者のハイティンクは


9才からバイオリンのお稽古を始め、18才で普通に、アムステルダム音楽院のバイオリン科に入った。


クレバース先生のように《9才で演奏会》を開き、《14才でアムステルダム音楽院入学》
ではなかった。


*****

普通な感じのハイティンクは、バイオリンも普通な感じだったそうだ。


ただ、書物や人から聞いた話を、スポンジのように吸収し、あたかも自分が体験してきたように話すのが得意だったらしい。


そして、単位を修めるために、《副科ピアノ》と《副科指揮法》を取っていて、


指揮者のライトナーさんの授業のあと、


ビビビッと、電撃を受けたらしい。
『教室に雷が落ちた!』


それからハイティンクはすっかり本科バイオリンより


副科の指揮法に力を入れるようになって行った。


焦った本科の学生は、


『副科の分際で!』


と、ハイティンクに意地悪した。


すると、バイオリン科の大御所《オスカル・バック先生》のスタジオに来ては、


ハイティンク:『(ノ-"-)ノ~僕ちゃん、指揮法の勉強しちゃダメですかね』


先輩ヘルマン:『そんな小さい事、気にするな。思う存分、指揮法の勉強しなさい』


と、小さなイジメには敏感で泣き言を言いに来た。


******


しかし、大きなイジメには鈍感で…


ハイティンク:ヽ(´ヮ`)ノ
『兄貴!本科の▲▲君が、カミソリの歯の補充いっぱいあるのに、送って来るんだよ!僕と仲良くしたいんですかね?』



*****別の日


ハイティンク:ヽ(´ー`)ノ
『兄貴!今度は本科の○○君が、レコード針みたいのを送ってくれた!針の補充は沢山あるんですけど。』


先輩ヘルマンは、始めは黙って聞いていたが、あまりにも、カミソリの刃だけとか、レコードの針とか、本科の生徒が送って来ると言うので、家へ上がって見せてもらった。


案の定、友好的な《替え刃》を送って来たのではなく、明らかに《イジメの部類》だった。


《消えろ》という意味で本科の同輩が《カミソリの刃》を送って来ていた。


それをハイティンクは


ハイティンク:ヽ(´ワ`)ノ
『今日も来た来た!カミソリの替え刃。助かるんだけど…』


と、喜んでいたらしい。


ヘルマン:『こいつは指揮者になる!イケル!』
と、確信したらしい。


小さなイジメには反応するが


大きなイジメを《イジメと気づいていない》


ライトナー:(*⌒▽⌒*)行ける!
ヘルマン:(´_ゝ`)行ける!


指揮者ライトナーとバイオリン奏者クレバースは、ハイティンクの天然さは、山をも動かす大きな力になる!


と、確信した。


《大きなイジメにまったく気づかない》天然さ


↑↑↑
これがハイティンクの武器。