私:『先生!先生は昔、上野文化会館近くの、公園の噴水の所で、鳩に餌をやっていませんでしたか!?』
ヘルマン:『(゜△゜;)…君には、まるで“監視されていたんじゃないか?”位に驚かされるなぁ!やっていたよ、鳩に餌を。』
私:『(^o^)/…やっぱり!あの時たまたまピアニストの雁部さんが通りかかって、クレバースさんではないか?つぶやかれたんです。』
ヘルマン:『(。・_・。)…トレーニングウェアとニット帽子で変装したつもりだが、分かった方がいらっしゃったんだねぇ!脱帽!』
私:『(^^;)…隣に座ってモナカばらまいたの、私ッス!』
ヘルマン:『(゜o゜;)…君だったの?あれは』
私:『先生、私がモナカ差し上げたら、ダンケの後に“アリガトゴザイマス”って、言ってくださった。』
ヘルマン:( ̄□ ̄;)!!…君だったのか?
◆◆◆◆
私:『それより、先生の弟子のフランクちゃんがR.シュトラウスの交響詩“英雄の生涯”を、ホント素晴らしく音楽棟で弾いていたの!』
ヘルマン:『フランクが?僕の前では弾かないが。彼がコンマス曲をねー』
私:『先生はフランクちゃんに、君のルーピング(天職)はソロだ!っておっしゃった?』
ヘルマン:『一度…言った。』
私:『フランクちゃんがコンマスになるのはダメなんですか!?』
ヘルマン:『Σ( ̄□ ̄)!…彼は“ルーピング・ソリスト(天職ソロ)”だ。誰が何と言っても…』
私:『(゜o゜)…でも、あの英雄の生涯は…今まで、聴いたことが無い位、すごい!』
ヘルマン:『Σ( ̄□ ̄)!…コンマスは…“ルーピング(天職)”の人じゃなければ、殺人的職種だ!ただ一曲だけ、どんなに素晴らしくても、務まらないんだよ!!フランクを短命にさせたくない』
私:『短命?』
ヘルマン:『ルーピング(天職)じゃない人が就いたら死ぬような職なんだよ!フランクは就かせない!!』
◆◆◆◆◆◆
レジャンスのアパートへ着いたら、小悪魔ナージャ、浩子姉御と美保が居た。
私:『(;¬_¬)ジー…ちょっと、人んちよ。』
一同:『遅くまでご苦労さんです!先生とデートね?』
私:『そんなんじゃないわよ』
ナジャ:『いいわよ!隠さなくても』
浩子:『グリュミオー門下に来てから【ソリスト】しか興味無くなった!って言ってたのは、どこの誰でしたっけ?』
私:『ソリストにしか興味無いわぁ!今でも。』
ナジャ:『ソリストにしか興味が無いのに、クレバース先生を追っかけ…』
美保:『ゲルも追っかけ…』
私:『ゲルは昔追っかけたけど、今はソリストしか興味無いわよ!悪いけどさ!』
↑↑↑
と、この先輩小悪魔たちと、美保には【興味無い】って言っていたが…
なんだか自分でも後でセーブ出来ない程、二人のコンマス君たちに、惹かれて行くのである…。
教授ヘルマンは【コンマス】卒業して【教授】になっていたが…
一同:『よりによって二人のスーパー・コンマス君を!!』って、
私:『たまたま、好きになった人がコンマスだっただけ!』
…とりあえず、逃げ!




