いつも、レジャンスの私のアパートには、放課後、ジャンとセザール、ステファン、フランクちゃん、ハラルドくんが入り浸る。

私は日本風ホットケーキを焼いてあげていた。

しかし。こう、頻繁だと…$↓(き、金欠)。


私:『ねえ、みんなぁ…うちに入り浸るなら、たまにはお米か小麦粉を持って来てよ~ん!!』


びっくりしたのは…


ステファンが持ってきたポーランドのお米。


な、なんと…
袋に、


GEISHA(芸者)!
と、印刷されてあり…


日本髪結った女の人が着物着て、かんざしつけている絵が描かれ…


『米』という表記が表には無い!


日本人って、かんざしつけて、着物をきている~と、思われているのかな?


Nie(ニェ)=ちがう…
と、ステファンはいうけれど…


そして、リェージュ隣のスパはじめスイスで温泉事業を展開してる、ハラルドくんのご家族からは、茶色い袋に入った10kg入りの小麦粉、3袋を送っていただいた。


m(_ _)mありがとうございます!Dank u.


★小悪魔テクニック★

1素直に欲しいものをおねだりし、叶えてくれたら大ほめする。
(お返しにおやつを作るとか…)

2洋の東西問わず、小麦粉・牛乳・卵・砂糖を使ったおやつは『母の味』で、男子の大好物!
これを使ったおやつを作るとモテる~☆

3口うるさい『おかん』ではなく、無言で『おやつ作るおかん』がモテる!!

4胃袋をつかむ!


◆◇◆◇

ブー、ブーブー!とブザーがなる。

そこへ、シュナイダーさんがやって来た。

ピアノの『ハンス・シュナイダー』の、指導本みたい物を、ドイツ語から要所要所、ワロン語に訳して、聞かせてくれる約束をしていた。

リヒター=ハーザー(ハンス・シュナイダーの弟子で、ピアニスト)が…

ベートーベンの、
ピアノ・ソナタを…

『対位法を如実に強調して弾いている』

その録音が資料室にあるのだけど…

『バイオリンでも出来ないかなぁ~?』
と、私が何気なく軽く言った一言がきっかけで…。

あーorz、後悔!軽く言っただけなのに…

専門的な話、シュナイダーさんが持って来るようになっちゃったぁ~しょぼんしょぼん

『対位法強調…』
提案した、ハンス・シュナイダーという人の本から手がかりがつかめそうだ…
と、シュナイダーさん。

『シュナイダーさんと偶然同じ名前なんですね!』
と、私が言うと、シュナイダーさんニコニコしながら本題に入る…


ワロン語(ベルギー人のフランス語)に訳してくれるのだけど…

10のうち1しか分からない…しょぼんあせる
トホホ…

『学理上、正しいソナタの弾き方…』

え?何?
『もう一度お願いします』
聞き返す私…

『対位法プラス和声法で展開させて行き…』

な、何?
『もう一度お願い。』
聞き返す私…

本当は、ギブアップ。
〇∬ ̄∥_、


私:『あの…ホットケーキ、食べながらどうぞ!シュナイダーさんっ!』

セザール:『ちょっと、そこっ!恋人同士みたいに、いちゃつかないこと!!』

言いながら、
セザールとジャンが、シュナイダーさんと私の間に入ってくる。

私:『だって、訳してくれた字が見えないんだもの!』

セザール:『だからって、シュナイダーさんに、くっつき過ぎ~っ!』



★小悪魔テクニック★

5専門君、秀才君、実験君の話は、たとえ分からなくてもよく聞こう!
やがて身になる~☆
VIPとのお付き合いの肥やしになる~☆


ブーブー!ブー!とブザー。

そこへ、また誰か来た。

出てみると、なんと、ヘルマンだった。

超ヤバいっ!

だって、シュナイダーさん、ハラルド君、フランクちゃんはヘルマンの弟子だし…

このお付き合い、一部の女子にしか言っていないし…
つづく…