長い入院・治療から帰宅した、施設のボヘ猫・ちゅーじ。
(ボヘミアンキャット(家庭内ノラ)
帰宅はできたのですが、腎臓がんと顔面奥の腫瘍で
もう1か月も、ほぼ食べていません。
いつものちゅーの秘密基地には、もう
上がれず、飛べず・・・・。
初めは、室内のクッションハウスにいたのですが
呼吸が苦しくないようなので、自然に任せることに。
ここはちゅーが選んだ居場所ですが・・・・・・・・
後で、紋次がものすごく吠える・・・・・
で・・・・・・・
ちゅー、自力で外敷地の奥の東屋に移動
この右横の小屋です。 ↓
ここは昼間は猫たちの人気スポットですが
夜はストーブをつけないので、
猫は誰も行きません。
ちゅーがこの東屋の屋根裏に移動したので、
ストーブをつけます。
この左上の小箱にいます。
身軽ですばしっこいちゅーじが、
ここに登るのも、2回落ちていました。
ここなら、他の猫がほとんど来ないからね。
大きいピースも、最後に歩けたときは
ここに籠城したなぁ・・・・・・
あれから、何も食べません。
3年半~4年くらい前に、出会ったころの
幼猫だった、ちゅーじに戻ったように
ちっちゃくなりました。
ちゅーには、もう嫌がる給餌も、点滴もなにもしないので
このまま食べずに自然を待つのですが、
まだまだ時間がかかりそうなので、悩みどころです。
私はお世話になる獣医さんに、
いつもその先生の安楽死の定義をお聞きしています。
東京で私の愛犬・しゃもんがお世話になった
ブラックジャックの安楽死の定義
・治療方がない
・痛みや苦しみをとってあげられない。
この2つが当てはまったとき。
今、施設でとてもお世話になっている先生の安楽死の定義
・この子の人生に1つの楽しみもなくなったとき。
そんな風にお答えいただきました。
ちゅーは、もう治療法がないのですが、
今、入院前のように呼吸が苦しいということが
ありません。
楽しみは・・・・・
まだ自分の意志で居場所を選べる。でしょうか・・・・。
カウンセリングやご供養にいらっしゃる方の中には
このような状態のとき、獣医師から
「餓死は辛いから」と点滴や強制給餌を進められ
最後まで嫌がることをしてしまって後悔している。
という方が少なくありません。
末期の犬や猫が自ら食べないのは、餓死ではありません。
餓死というのは、食べられる身体があるのに、
食べたいのに
食べるものがない。という状況です。
末期の子たちが、自ら食べないのは餓死ではありません。
死ぬ逝く身体にとって、食べ物や水を抜いて徐々に
その生命活動を停止していくのは、自然なことです。
獣医師の中には、「日本語を間違って使う方」、
また「飼い主に寄り添った、デリケートな言葉を使えない方」
がいらっしゃるように感じます。
これは人間のお医者さんもそうですが、
医療の現場では「伝えるコミュニケーションツール」を
学ぶ必要があると私は思っています。
「この治療をしないと苦しむけど、どうしますか?」
「こうしないと死んじゃいますよ。それでもいいの?」
このようなことを獣医師に言われて、断れなくて・・・。
そんな飼い主さんの後悔もお聞きします。
このような獣医師の言葉は、最後に?をつけた
疑問文になっていますが、これは疑問文ではあるません。
苦しい選択を迫られる私たちにとって
恫喝のような答えありきの文言です。
私はこのような言い方をする獣医師で
名医にあったことがありません。
今のちゅーじのような状態の場合、
自然に命が終わるのを見届けるか
命がないのはわかっているので、安楽死か
私たちは迷って、迷って迷い悩みます。
どうか、そんな私たちの気持ちに寄り添ってくれる獣医師を
見つけてください。
相談ができない。
言い方が怖い。
そんなところに、かかっていなくてもいいんですよ。
うちの子も辛いけど、あなたの辛い、苦しい気持ちに
寄り添ってくださる、そんな先生にかかってください。
今回、ちゅーじの先生は
安楽死を迷う私に
「妙玄さん、
苦しくなさそうですから、この状態なら
自然でもいいんじゃないですか。
今日はお天気もいいですよ。」
そんな言い方をしてくださいました。
ああ・・・ほんとだ。
お天気がいいなぁ・・・。
ずっと閉じ込めて治療していたちゅーじに
太陽を見せたいなぁ・・・・・。
そんな風に思えて、連れて帰ってきて
良かったと思っています。
食べないので、どんどん小さくなりますが
呼吸が苦しくないことと、ちゅーが自分で決めた場所で
過ごせること。
今はそんなことでいいのだと思えました。
先生は
「苦しそうだったら、いつでも連れて来てください」
と、暗に安楽死のことも忘れずに伝えてくださったのも
私はすごく安心できました。
あなたの大事な子にも適切で愛情がある
とあなたが感じられる治療をしてくださり、
そしてあなたの気持ちも大切にしてくださる
よく相談できる先生をぜひ見つけてください。






