こんにちは。横山光昭です。
老後の生活をかんがえた時、「定年したら家にいることが多いし、生活費は減るだろう」などと思ってはいませんか?
考えると、教育費は無くなるだろうし、住宅ローンも終わる。その分支出は減っているはずと思うのは当然かもしれません。ですが、多くの家計を見ていると、そううまくいく人は少ないもの。たいがいは、支出が減った分、食にこだわるようになったり、趣味にお金を使うようになったり、新たな楽しみができたりと、お金を出すところを増やしてしまいがちです。
ですから、定年を過ぎ、再雇用で働き始めると、「こんなはずではなかった」「この先どうしたらよいのだろう」とあせって家計相談に来られる方がいるのです。
収入だけでは生活ができず、貯金を切り崩して生活をしていると、その貯金が減るスピードが速くて驚いていたり、自分が思っていたように支出が減らずに困っていたり。
いわゆる定年後の生活への計画不足です。
定年後へ向けては、お子さんが独立された、役職定年したなどいろいろな節目の時に収支を見直し、バランスをとることが大切です。支出が減ったのなら、それを維持する努力というか、コントロールもしなくてはいけません。
それをなくして定年後の生活に入ると、老後破綻に片足を入れてしまうことにもなりかねません。成り行き任せでは、なかなかお金を貯めにくい時代です。収支に向き合い、調整を重ねていきましょう。ただし、キリキリ細かくしてはダメです。途中で嫌になりますから。習慣化できるような支出との付き合い方ができるといいですね。

