病院で治療を受けるための850km

以前記事にも書いたミャンマーの病院のこと。

あるスタッフのお父さんが怪我をして、病院をたらい回しにされた話。

 

手術が成功し、ひとりで元気に動けるようになったとも聞いていました。

 

しかし、お父さんが入院している病院から「突然の容態が急変した」との連絡。

お父さんの長男であるスタッフは電話があってからすぐに、病院にかけつけることにしました。

病院があるのはネピドー。私たちのオフィスからは、車で10時間程度かかります。

 

スタッフがネピドーに向かうバスに乗りこんでから3時間後。旦那のところに電話がかかってきました。

「お父さんが死んじゃいそう。どんな薬でも治療でも受けたいから、お金を貸してほしい。」

泣きながらそう話すスタッフに、旦那は彼を勇気づけるように話していました。

 

ですが、結局スタッフがネピドーに到着する前にお父さんは亡くなってしまいました。

スタッフはまだ22歳、お父さんはまだ46歳でした。

一緒に働くスタッフの悲しみに、他のスタッフ達もみんな落ち込み、悲しい空気…

そのスタッフと電話で話すも、何を言ったらいいかわかりませんでした。

 

お父さんのお葬式に出るために、みんなスタッフの故郷に行ってしまいました。

ミャンマーでは人が亡くなると夜通しで故人の話をしたり、お酒を飲み交わしたりします。

1歳半の娘が来たら大変だからと、家には私と娘だけお留守番。

 

続きは、また後で更新します。

 

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