4年ほど放置されて野生化したみかんを軽トラに満載して運んで来た。
当然、農薬も肥料も与えられず、まったく人の手が入っていない。
幾つか味見して見たがどれも・・
「生命エネルギー
」が溢れている。
甘味と酸味のバランスが絶妙で、甘味に個体差はあるがどのみかんも味が濃厚で美味しい。
今回の放任みかんは2か所から収穫したらしい。
積み込みに行くとみかんの半切りがあちらこちらに転がっている、バアちゃんが試食したのだ。
「本当に甘くて濃くて美味しいね~
このみかん
」
「当たり前だろうが・・だから一日で売り切れる」
「私 初めて食べてみたのよ」
「食ったこと一度もなかったのかい?バアちゃん」
「そうよ 何十年も食べることなかったわ」
そう言えばバアちゃんがこのババロアみかん食べているのを一度も見た事がない。
食ってみろ甘いからと言っても食ったことがない。
こんなみずぼらしいみかんなんて食べるものじゃないと言う顔して食べない。
だから自分のみかんの木に、つい肥料をやっちゃったんだろう。
長年丹精込めて育てた立派で綺麗なみかんが最高だったのだ。
季節外れのしなびた大量のみかんが一瞬で売り切れるので不思議に思い食べて見たらしい。
誰かが食べれば旨さはあっと言う間に広がるはずだが・・
「この村には食べた人なんて1人もいないわよ」
「・・・ ・・
」
みかん作りは先祖代々引き継がれ、肥料と農薬と摘果と剪定は基本中の基本、放任が目立ち始めたのはここ数年だ。
やりたくとも後継者もなく、高齢、病気で存続管理も出来ず、昨年のみかん地主は老人ホームのお世話になっている。
それでも皮が綺麗で剥き易い酸味の抜けたみかんがあり余っているのだから、あえてババロアみかんを食べる人もいないのだろう。
「本当に旨かったのか バアちゃん・・」
「ホント びっくりこいちゃった
」
「今年はバアちゃんのお墨付きだな」
バアちゃんが最後に見せてくれたのは皮が
「まっ黒け」になったみかんの半切りだ。
市販ミカンなら間違いなく腐って食べられないのだが、変質せずに美味しい。
腰が抜けるほど大感激
したと言う。
すぐに腐って溶けるみかんは、肥料で作られた野菜同様、既に食用植物としての本質を持ってはいない。 いくら食べても体調復元は不可能
持ち帰ると、いくとマムシも片端から試食、味は大絶賛のお墨付きだ。
たまに傷んでるのもあるだろうから何個か多めに入れている。
申し込みはゴーリキマリンビレッジへ。
3キロ ¥1200
5キロ ¥2000 何個口でも可
3年放置 野生みかんの販売
http://hama-sush-jp.pro/muu8/entry-11979990661.html



