マリンビレッジにモクズガニや黒鯛や天然うなぎを提供してくれる川漁師ジャックの住まいはすぐ近くで、車で5分もかからない。
ケニアで野生動物保護管をやっていた頃、密漁者との戦いで片目を失い、頭蓋骨と片足を損傷した。
昨日もビレッジに来て食材の話に花が咲いた。
ジャックは今も南アのケープタウンに自宅を持っている。
タダで友人に貸しているが家財道具はそのままだと言う。
銃も十数丁のライフルを持っているが、ケニアでの保護管当時に国から支給された銃は、映画でよく見るアレ・・一発撃つ度にレバーを引く第二次大戦中?の骨董品だったと言う。
密漁者は集団で最新式自動小銃で武装、とても勝負にならなかったようだ。
地面に伏せた頭上を・・銃弾が雨あられ~![]()
満身創痍ながらとにかくジャックは生き延び、今は好きなことやって暮らしている。
ジャックの住まいを見て目がテンになった。
1億近くはしそうな豪邸
に住んでいたのだ。
敷地は広く、裏には広大な温室があり、イチヂクやレモン、ライムの木があり、温室の真ん中には巨大なパッションフルーツ、毎年鈴なりで食べ切れんと言うから食ってやることにした。
魚網や船外機など船のガラクタも凄いが、無数にあるイケスには趣味の金魚やメダカがうじゃうじゃいる。
元は農家で観葉植物などもやっていた兄一家の家らしいが、急遽帰国したジャックは病気の兄が亡くなるまで入院費など暮らし全ての面倒を見て、借金も引き受け、家も土地も買い取ったと言う。
ケープタウンに帰るつもりだったが、アフリカの家はそのままにして生まれ故郷の地で1人暮らすことになった。しかし心はアフリカそのものだ。
ジャックが使っている部屋は2つしかなく、「お妾さん10人は住めるんだがな」・・と笑う。
よくそんな資金があったものだが、
「体を張って貯めた」・・らしい。
ケニア、ソロモン諸島、ケープタウンと渡り歩き、体の代償も大きかったな・・
ジャックの今の悩み
はうなぎ漁に使う竹筒、つまりモウソウ竹が足りないことだ。
松阪の知人から好きなだけとっていいと言われても、車から歩いて山を20分登らなければならないとぼやく。
足が悪いから到底無理な話だ。
ジャックにはうなぎ漁に使う竹へのこだわりがあり、豪雨で流されたりして毎年大量の竹を使う。
黄色して年季の入った中くらいの太さの孟宗竹が今年はあと30本は必要らしい。うなぎ筒が120本出来る。
ジャックには天然うなぎをいただいた恩義がある。
ビレッジから車で15分、猿人
所有の竹やぶへジャックを案内した。
管理を引き受けたのだが管理もままならず、春にタケノコを採る程度だったが、ジャックは興奮して大喜び
、目指すこだわりの竹がたくさん生えていたのだ。しかも軽トラで運び出せるから楽だ。
ジャックが綺麗に管理してくれれば入れない竹やぶもスッキリ、周囲にご迷惑もかけずタケノコもバカスカ出来る。
最後にジャックが言った。
「いやあ・・話してみるもんだなあ 今日は・・
人生最良の日じゃ~
」
片目のジャックと再会
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野人原人猿人の食卓
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道なき道
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放任完熟ハッサク
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む~御殿と相当な差がある










