海から出てそのままでも腐敗しない | 野人エッセイす

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1週間着たきりで・・ワリイか~?


昨夜は「潮を洗い流さず快適ナイトクラブ」と言う記事を書いたが、「海から上がってシャワーも浴びずにいればどうなるか」と言う実験だ。その前に4日間シャワーを浴びなかったが汗臭くはなっていなかった。そしてトドメが昨日の海水塩だ。別に我慢しているわけでもなく、べた付かず汗臭くならなければ水を浴びる必要がないだけだ。連続使用のパンツだけでなくシャツも臭わない。釣りや魚をさばくと水が飛び、しばらくは生食いが夜には消滅して何も臭わない。夕べは乾いた海水パンツのまま寝てしまい、今日はまた客を釣りと磯遊びに案内した。着替えしなくて楽チンだ。髪はややガサガサしていたがさほど気にもならない。

では実験の結果を発表する。「海水を浴びたままの翌日は髪も肌も臭くならない」。脇の下も指でこすって嗅いで見たが無臭。足の指の間も、股関節も同じようにして無臭だった。

乾いた海水パンツはやや磯の香りがするが臭くはない。そのまま出航して海に潜ったが、今日もシャワーを浴びずにそのまま寝るつもりだ。塩分がべた付くようなら無理せず水をかぶれば良い。体の微生物が正常なら汗も海水も同じことで、塩分やミネラルを残して有機物は完全分解してしまう。しかし石鹸で毎日微生物を洗い流していればそんなわけにも行かないだろう。汗も海の水も表皮で腐敗して異臭を放つ。分解されない有機物は当然衣服にも付着するからそれも臭う事になる。シャツもパンツも靴下も夏は洗剤で毎日洗わなければ汚れは落ちない。バスタオルも湯上りの汗が付着すればやがて臭う。野人のように真夏でも「最低1週間以上着用して水洗い」とは大違いだ。バスタオルはいつまでも臭う事はないが一ヶ月か二ヶ月で軽く水洗いする。

野人は随分非常識で不潔呼ばわりされたが、どちらが不潔なのか明確だ。何もせず肌も口内も衣服も臭わない野人と、努力しても汗臭さと口臭から逃れられない常識人間。腐敗汁を飲み込み、腐敗物を皮膚に付着させ衣服まで汚すなど野人には耐え難い。余計な手間と、その後始末を考えれば気が遠くなってしまう。

自然界の動物は表皮からの分泌物はすべてその場で分解され、糞尿しか排泄しない。皮膚や口内の有機物を洗剤と共に川や海へ流すのは人間だけだろう。まったくその必要がないように体の仕組みは出来上がっているのだが、自ら選んだわけではない「習慣」というものに踊らされているようだ。こんな当たり前の道理は「快適さ」と「消費」の陰に消され、環境汚染はさらに進むことだろう。