■植物名:梅(うめ)
梅の実には多くの薬効があるため、民間療法も多数
あります。
二日酔いの時に梅干を熱い緑茶に入れ果肉を潰して
飲んだり、風邪をひいた時に梅干しを焼いたものを
お茶に入れて飲むのも有名な民間療法です。
梅干にはクエン酸などの有機酸が豊富に含まれるため、
疲労回復・抗菌などの効果を期待しても食されます。
漢方薬では燻蒸(くんじょう)して真っ黒になった実を
烏梅(うばい)といい、烏梅丸などとして処方されます。
■学名:Prunus mume (Sieb.) Sieb. et Zucc.
■原産地:中国
■科名:バラ科サクラ属
■使用部位:果実
■生薬名:烏梅(うばい)
■性味:温/酸 帰経:肝・脾・肺・大腸経
■主要成分:
有機酸(クエン酸他)
ムメフラール(青梅を長時間過熱した際にできる成分)
■効能・効果他
抗菌作用、疲労回復作用、
食欲増進作用、
血液サラサラ作用 他
■備考
梅の未成熟な果実(青梅)や核の中の種子には
青酸配糖体の一種「アミグダリン」が含まれています。
腸内細菌の酵素等の作用により、有毒成分であるシアン
を生成しますが、アルコールや塩分、熱により酵素は
失活するので、梅酒や塩漬けなど青梅は必ず処理して
から食べられます。