クリスマスの夜に

昔、お友だちが言ったことが

なぜか、心に浮かんできた。

 

無償の愛ってなんだと思う?

どんな「愛」だと思う?

 

 

よく言われるのは「母の愛」ですよね。

お母さんが子どもに対して感じる「愛」。

 

 

でも、その友だちは

「無償の愛って、親が子どもに対する愛情とか言う人いるけど

本当は、その逆で 子どもが親に対する愛情じゃないんかな」

と いった。

 

なんで?って聞いたら、

 

 

親に虐待を受けて、ひどい目にあわされていても

親に対して「嫌い」にならない。

だから、それって「無償の愛」じゃないのかな

 

と 話してくれた。

 

 

そのお友だちは、幼少のころ

辛い経験をされていたので

そう考えたんだろうと思っていたけど、

 

 

今は、お友だちが言った、その言葉の深さや 意味が、

ちょっと感じられるようになった。

 

*・゜゜・*・。。・*・゜゜・*・。

 

ちょっと前に読んだ本、

菅野久美子さんの「母を捨てる」

 

菅野さんは、幼少のころお母さんに虐待を受け、

何度も死ぬ寸前においつめられた。

 

それでもお母さんの喜ぶ顔が見たくて

小学校のころ、勉強もがんばる、作文もがんばる・・・

という生活をされ、その限界を感じたとき

 

中学生くらいから

お母さんに対して反抗するようになる。

大きくなっての反抗なので問題児扱いされる・・・

 

大人になって、

大人の都合もわかってきて、

母のモヤモヤも想像できるけれど

それでもやっぱり母と距離を置きたい

 

というようなお話。

 

「捨てる」って、きつい言葉のタイトルだけど

本当はお母さんに「ごめんね」って

言ってもらいたかっただけなんだろうな。

 

 

考えてみると、確かに(小さな)子どもが、

「親の元から離れたい」というのは、あまり聞かないです。

 

自分の想いが受け入れられなかったとしても

親のことを「嫌い」になって

親をひどいめに合わせようとしないですよね。

 

虐待を疑われても親をかばうようなことを言ったり、

仕方ないと親に協力したり・・・

 

力関係や経験値、能力の差で できないという理由もあるかもしれないけど、

明らかに「不快」な状況を作り出されてもそれを受け入れ、

そのうえ、「お母さんのよろこぶ顔が見たい」というのは、、、

 

「無償の愛」でなくて、何だろう・・・

 

*・゜゜・*・。。・*・゜゜・*・。

 

私は、今まで

親が子どもに対して「愛」を与えている

そう思っていました。

 

でも、そうじゃなかった。

 

与えられていた部分もあった

 

 

私が「だれか」に何か与えている

してあげている、させられている

果たして本当にそうなのか

 

 

でも、そう考えると

みんな、「無償の愛」を持っているよね。

だって、みんな 子どもだったんだもの。

 

 

クリスマスキャロルを聴きながら

「無償の愛」について感じたり、

思い出したりしました。

 

*・゜゜・*・。。・*・゜゜・*・。

*・゜゜・*・。。・*・゜゜・*・。

 

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