有名な話ですが、

「人の身体を触り続けて来た職業」の人は、

必ず晩年には、「触るだけで不思議な事が分かる」ようになるそうです。


美容師さんも、頭を触り続けて、その能力が出る

マッサージ師さんも、10年以上やっていたら、

「触ったら、すぐに分かる」ようになる。



これは、なぜなのか?

まず生物の歴史。

38億年間の歴史で、32億年は「目に見えない微生物」でした。

さらに28億年間はずっと「単細胞」でした。

1つの細胞で生きていた。


それが、集まって来て「一緒に暮らそうぜ!」

とアパートを建てた。

それが、多細胞生物。




細胞が「集まって」、仮のアパートの中に集合して住んでる状態。

人間もそう。

37兆人の「単細胞」が、あなたの中で暮らしている。

分子生物学では「3か月後には全員出て行って、入れ替わる」ので、

アパートと言うかホテルか。



で、単細胞たちは1人1人、

自分が「弱っているよ!」「死にそうだよ!」

というシグナルを持っている。


3丁目の「田吾作」さんが危険シグナルを出して、

603号室の「梅吉さん」も弱って来ていて、

そういう声が連鎖した時に、全体としては「体調悪いっす!」

と感じる。



○シグナルが出る

○脳が察知する

○表現や言語や気分の悪さとして「本人」へ伝える



こういう順番を経て、

「あなた」というアパートの集合体が、

「あ!体調が悪い」と気付く。




一方で、直接「あなた」に触れている人は、

わざわざ「言語化」とか「表現化」や「具合の悪さ」などを形成せず、

シグナルが直接的に伝わる。




①感知して②言語にして③表現する時間よりも

マッサージ師が触って、

身体からダイレクトに伝わって来るシグナルの方が速い。



さらに、もう1つ理由があって、

他者の方が気づきやすいのだ。



「自分」の変化は、

昨日と今日をずっと連続で見続けているので、差分が分かりにくい。


ところが、「他人」の場合だと、

「おかしい!というシグナル」がすぐに分かる。





こうして、

ずっと他人に触れている仕事の人は「まるで超能力」のような、

「○○さん、ここが悪いみたいですよ」が言えるようになる。


本人の言語化よりも早く、

他者の中で言語化して伝えてくれるのだ。






↑これも、多細胞生物なんだって

1匹の生物に見えるけど、

そういう「カタチ」をした、不思議なアパートです。

住民が中に数百人住んでます。





ちなみに、昔は「お手当」と言って、

触るだけで相手を直す療法が「普通」だった。

病気の時に、お母さんがヒタイを触るだけで体調は快復した。


他者に触れてもらう機会が少なくなってる。

スマホ時代。

ネット時代。



昔はもっと、触れ合う時間が多かった。

握手をしていた。

海外ではハグをしていた。


子供の手を繋いでいた。

家の人の「お手当」をしていた。

野菜を「手渡して」いた。



他者の身体を触わる時間が多かった昔の方が、

病気が少なかったのはひょっとして・・・。



シグナルをダイレクトに読み合って、

「わたし」よりも速く、

私の身体の変化に気づいてくれる人が、

周囲に居たからなのかもしれない。



とにかく、ミジンコ可愛い。



お手上げ~みたいな。

バイバイ。

 

 

 

 


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