日曜日の晴れた公園で、
全力で「世界に一つだけの花」を熱唱している人が居た。
いわゆる「一般的な人」ではなく、
サビは怒鳴り声のように公園の全てに鳴り響いていた。
都会だと、周囲の人は全員ダッシュで逃げるタイプの人。
でも、恒常性バイアスなのだろうか(わざと普通を装うバイアス)、
怒鳴り熱唱をしている人の横で、
家族連れも、鉄棒をしている人も逃げない。
公園でサッカーしている少年たちも、
少しバカにして歌いながら、逃げない。
SMAPが好きなようで、
「明日から晴れるや~♪」
も怒鳴り声で熱唱。
音程とかはどうでもいいとして、
歌詞も「ろれつ」が少し回ってなくて、あやふやな部分も。
もう一度、世界に一つだけの花になった時に、
さとうM氏はストレッチが終わったので公園を移動。
すると、グランド側で草野球をしていたお兄ちゃんたちが、
ラジカセで「世界に一つだけの花」をかけていた。
聴きたくて
たまらなくなったんだろう(笑)
周りの関係ない人たちも、
よーく見ると、少し口ずさんでいる。
「そうさ、ぼくーらわ~♪」
の部分は、確実に周囲のみんな歌ってた。
歌いたくなる部分なのかもしれん。
反対側で「怒鳴り熱唱」している彼の声はもう聞こえなかったけど、
彼が全力で、遠慮せず、恥ずかしがらず、
基地外と見られながらも続けた行為が、
この広い公園の端まで伝播してることに感動した。
今まで聴いた「世界に一つだけの花」の中で、
一番「ココロ」に響いた歌声だった。※本家も含めて
僕たちは、人目を気にする。
一般的なラインを超えない。
「ここから、ここまでが適正範囲」
の中を、しっかりと遠慮して生きている。
でも、脳のどこかの部分。トリガーを外した全力「怒鳴り熱唱」は、
ココロをしっかりと震わせる事が分かった。
少しだけ、「人目なんて気にしないで良いかも」と思えた。
少なくとも、あの公園に居た100人くらいは、
明日の行動が変わるだろう。
ありがとう、「本気で」歌ってくれて。
良い一週間のスタートが切れそうです。

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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高3の長男コクトウ君、中2の長女ザラメちゃん、小1の次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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