来年は大学受験の長男コクトウ君がずーっとYOUTUBE見てる横で、
中学生になったザラメちゃんが、
47都道府県の名前を暗記している。明日は中間テストらしい。
「パーパー、横でこの解答用紙を観ながら、チェックして」
「パパ、この回答表を観ないでも言える気がする」

「え?なんで?」
「ほぼぜんぶ、行ったから。」
ザラメちゃんは、「番号」で覚えていた。
44番は大分県ね、37番は島根県ね、と。
「いやいや、せめて地図で場所くらい見ながら書いてよ」
でも、たしかにな。
地理のテスト。ぜんぜん出来なかった気がする。
そして、
あの当時「ただの番号」だった県名が、
今じゃ「思い出」と共に言えるように。

文字は、記号は、数式は、
教科書の中で「ただ踊っていた」はずのそれらは。
いつのまにか、「現実社会」に飛び出したていた。
何のために勉強するのか分からなかったけど、
何のために勉強したのかは分かる日が来る。
文字を現実に還すためだ。
ザラメちゃんもきっと、
アーティストになって全県を回るだろう。
今は「文字列」でしかないそれらの県名が、
色んな思い出と共に人生を彩りますように。
あ、長男坊まだYOUTUBE見てる。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、中学生の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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